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更新日:2026年9月5日

延べおよそ37,000人を動員した「みほとけのキセキ」シリーズの第3弾。遠州、東三河、駿河の3地域から、最新の調査研究で見いだされた新発見のものや新たな情報が明らかになったものを含む30体の仏像・神像を一堂に展示します。
今回は出展予定の作品から、遠州、東三河、駿河の各地域を代表する3体を厳選して紹介します。
平安時代(12世紀)
摩訶耶寺(浜松市)蔵
不動明王は大日如来の化身あるいは使者として、厳しさと強い力をもって人々を救う仏です。誇張を抑えた体つきや控えめな動きは平安時代後期に通じるものですが、激しい怒りの表情には次世代の鎌倉彫刻への潮流が垣間見えます。小さい像でありながら見応えのある作品です。

頭と体の大部分を1本の木材から彫り出され、胸部には木材の年輪が表れている
嘉応3(1171)年
林光寺(新城市)蔵
薬師如来は左手に持つ壺に納められた薬によって、人々を病やけがから救う仏です。林光寺の薬師如来坐像は、像内の墨書で制作年(1171年)と作者(仏師頼与)が分かる仏像としても貴重です。制作に関わったとされる人物名に遠江国側の名字が多いことから、遠江国の人々が関与した可能性があります。

像高140cmを超える巨像
鎌倉時代(13世紀)
新光明寺(静岡市)蔵
阿弥陀如来は死者を極楽浄土へと導くとされる仏です。目に水晶をはめ込んだ理知的な表情、量感がありながらの引き締まった肉体表現に鎌倉彫刻の要素が見て取れます。遠州地域では現状見られない、「安阿弥様(あんなみよう)」(安阿弥=快慶)を代表する本像は、市内初公開です。

天衣(てんね)の掛かり方や衣の表現、造像技法などに快慶の作風と通じる点が多い
講演会やギャラリートーク、ワークショップなど多彩なイベントを開催します!
詳細は市ホームページで確認してください。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/
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