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更新日:2026年3月5日

浜松市長 中野祐介
内山絵里加さん(浜松市出身、フリーアナウンサー)
浜松の未来と市長が描く市政ビジョンを、浜松市出身のフリーアナウンサー内山絵里加さんが聞きました。
内山絵里加さん(以下:内山)
「ユニバーサル農業」とは、どのような取り組みなのでしょうか。
市長
一言で言えば「福祉の視点を農業に取り入れること」です。一連の農作業を細かい工程に分解し、障がいのある人や高齢者などが、それぞれの特性に合った作業を担ってもらうことで、誰もが農業に携われるように工夫する取り組みです。工程を見直すことで作業を標準化し、効率化につなげる「農業経営の変革」を目指しています。
内山
具体的には、市内でどのような事例があるのでしょうか。
市長
代表的な事例として、京丸園株式会社の取り組みをご紹介します。同社は水耕栽培の農園で、長年、ユニバーサル農業の実践に力を入れています。
例えば、苗を植える穴が空いた「定植パネル」という道具は、熟練の技術がなくても正確な作業ができるようにデザインされ、誰もが100点の仕事ができる環境を整えています。
こうした改善の結果、障がい者雇用を進める前と比較して、売り上げがおよそ10倍に増加したというデータもあり、まさに「福祉の視点」が農業経営の改善につながっています。
内山
ユニバーサル農業をさらに推進するために、市としてはどのような取り組みを行っているのでしょうか。
市長
農業者や福祉関係者などおよそ30団体で構成する「ユニバーサル農業研究会」を組織し、定例会や調査を通じて、情報の共有やネットワークづくりを行っています。
昨年は事業開始から20周年を記念したシンポジウムを開催しました。また、今年2月には、日本農福連携協会との共催で、全国の先進事例が集まる「農福連携全国フォーラム2025inはままつ」を開催し、浜松の取り組みを全国へ発信しました。
内山
他にも新しい動きはありますか。
市長
さらに幅広い人に関わっていただけるよう、誰もが参加しやすいユニバーサル農業の実現を目指していきます。
具体的には、農業体験を健康づくりやメンタルケア、さらには就労訓練の場として活用し、さまざまな社会課題の解決につなげていきたいと考えています。
内山
最後に、市民の皆さんへのメッセージをお願いします。
市長
ユニバーサル農業は、農業の担い手不足を解消するだけでなく、誰もが活躍できるインクルーシブな社会を実現する鍵です。
「もうかる農業」を支えながら、同時に誰もが排除されない温かい地域社会をつくる。浜松がそのモデル都市となるよう、今後も事業者の皆さんと一体となって取り組みを拡大していきたいと考えています。
市民の皆さんも、ぜひこの取り組みに関心を持っていただき、誰もが輝ける浜松の農業を一緒に築いていきましょう。
(インタビューの内容を要約・編集して掲載しています)
インタビュー全編は、市ホームページ「はままつ動画チャンネル」で見ることができます。市政のトレンドや旬の話題を市長が分かりやすく語ります。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/movie/interview/index.html
https://www.youtube.com/playlist?list=PLpoFSIeePqNNoSKQmeuUfpsmRRcOlEZcB(別ウィンドウが開きます)
市長インタビュー「浜松の未来地図」は、隔月で掲載します
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