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更新日:2025年12月5日
2022(令和4)年6月に鹿児島県与論島から浜名区引佐町へ移住し、浜松での暮らし「ハマライフ」を送っている杉村 剛さん(中央区出身)にお話を伺いました。

もともと、両親の近くで生活するため浜松にUターンする予定でした。それまで暮らしていた妻の出身地である鹿児島県与論島での生活がとても気に入っていたこともあって、浜松に戻っても田舎暮らしがしたいと思い、移住先は中山間地域を検討していました。
中山間地域の中でも引佐や春野、佐久間地域などを中心に移住先を検討していたのですが、地域のことや住まいのこと、仕事のことなど何も分からず困っていました。そんなとき、市の移住支援を行う「浜松移住コーディネーター」がいることを知り一緒に地域を案内してくれるとのことでしたので、早速、頼りました。
実際にその案内でいろいろな地域に行ってみると、どこも雰囲気が良く、何より地域の人たちが「やさしい」のです。いろいろと迷いましたが、最終的には交通の便が良い引佐地域に決めました。
ここは三遠南信自動車道や新東名高速道路が走り、インターチェンジもあります。市中心部からもそれほど遠くない。「ちょうどいい距離感」「ちょうどいい田舎」の表現がピッタリの場所なのです。
また、これまで食べたことがなかったクリや山菜…そのおいしさに家族で感動しています。調理方法や灰汁(あく)の抜き方など、地域の皆さんが丁寧に教えてくれるので、地域食材の味も堪能しています。
仕事に打ち込む時間や自分の趣味の時間などが思い通りに作れることに喜びを感じています。家族と触れ合う時間も多く持つことができ、充実したハマライフを送っています。
ここで起業してもうすぐ2年になります。地域で栽培している次郎柿の規格外品をアップサイクル(※)しようと何度も挑戦・失敗を繰り返し、地域の協力や市の支援などに支えられて、なんとか“柿酢”の商品化にたどり着きました。
地域産物のブランド化やフードロスゼロを目指すとともに、地域に雇用を生み出すことで定住人口が増え、多くの人が行き交う地域にしたいと思います。
※アップサイクル:必要とされないものに手を加え価値を付け、新しい製品へ生まれ変わらせる手法

白橿(しらかし)の棚田からは中心市街地も見渡せます(杉村さん撮影)
田舎暮らしは難易度が高いと思っている人もいるかもしれません。ぜひ、一度、引佐地域に来てみてください。きっと、「ちょうどいい感じ」だと思ってくれるはずです。移住に不安なことがあれば、市の移住コーディネーターを頼れば大丈夫! 地域の雰囲気や暮らしに関わることは何でも相談できますし、地域の「人」ともつないでくれます。
きっと、あなたや家族に合った地域が見つかり、豊かな時間を過ごすことができるはずです。
※「わたしのハマライフ」のこれまでのインタビュー風景を動画で視聴できます。詳しくはYouTube「ハマライフチャンネル」をご覧ください
https://www.youtube.com/user/hamamatsuinaka(別ウィンドウが開きます)
※「わたしのハマライフ」は隔月で掲載します
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