緊急情報
ここから本文です。
更新日:2025年10月5日
近年、スポーツに求められる役割は健康の維持増進のほか、経済成長のけん引やインクルーシブな社会の実現など、多様化してきています。
市は、誰もがスポーツを楽しめる「スポーツ文化都市・浜松」を目指し、「する」「みる」「ささえる」ことを組み合わせ、活力とにぎわいのあるまちづくりを進めています。
年齢、性別、国籍、障がいの有無などを問わず、誰もが身近にスポーツを楽しめるインクルーシブスポーツ環境が定着しており、市民の活力が生まれ、にぎわいが創出されているまち
インクルーシブとは?
包み込む、包括的なという意味の英語
日常の中にスポーツをする機会を取り入れ、地域のスポーツ活動にも参加してみましょう。
市では、年齢、性別、国籍、障がいの有無などを問わず、誰もが楽しめる「インクルーシブスポーツ」の普及と認知度の向上に取り組んでいます。
浜松市をホームタウンとするプロスポーツチームや、浜松ゆかりのアスリートを応援しましょう。試合観戦はスタジアムだけでなく、身近な場所でのパブリックビューイングなどでも楽しめます。 市では、国際大会や全国大会、代表チームの合宿などの誘致に取り組んでおり、トップアスリートのプレーを間近で見る機会もあります。
(C)JUBILO IWATA
新川モール(中央区田町)でのパブリックビューイング
競技指導者や大会運営のボランティアとして活動してみませんか。選手や大会のサポート役は、スポーツをする人の支えとなっていて、スポーツの推進に欠かせません。 市ではささえる活動のきっかけづくりや情報提供をしており、地域ではスポーツのコーディネーター役「スポーツ推進委員」が活動しています。
市民を対象に行ったアンケートでは、スポーツを「ささえる」活動に参加できなかった理由として「機会がない」「情報がない」という声が多く寄せられました(下グラフ参照)。 現在、市では浜松シティマラソンや、デフリンピックに出場するブラジル選手団のサポートをするボランティアを募集しています。「ささえる」きっかけを探していて、予定が合う人は参加してみませんか。
2024(令和6)年にスポーツ振興課が実施した市民アンケートの結果
ランナーやボランティアを募集しています。
沿道での応援も、ランナーの力になります。
開催日:2026(令和8)年2月15日(日曜日)
ランナー募集期間:~11月15日(土曜日)
https://www.hamamatsu-city-marathon.com/entry(別ウィンドウが開きます)
ボランティア募集期間:~11月15日(土曜日)
https://www.hamamatsu-city-marathon.com/volunteer(別ウィンドウが開きます)
開催日:12月13日(土曜日)・14日(日曜日)
場所:アクトシティ 展示イベントホール
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sports/sports/para-sports/challenge_to_inclusive2025.html
豊かな自然を生かしたビーチ・マリンスポーツ
※詳しくは「東京2025デフリンピックに出場する選手を応援しよう!」へ!
「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」が11月に東京で開催されます。浜松市ゆかりの選手を応援したり、市内で事前合宿を行うブラジル選手団と交流したりできます。
障がいの有無や言葉の違いを超えて楽しめる、スポーツのインクルーシブな魅力を体感しましょう!
8月23日(土曜日)には、ブラジル選手団の事前合宿受け入れをPRするために、ブラジルサンバやブラジル人学校のパフォーマンス、静岡県聴覚障害者協会のステージイベントなどをソラモ(中央区砂山町・旭町)で行いました。
500人以上の参加者が、年齢や性別、国籍、障がいの有無を超えて交流しました。
水窪地域で「誰でも楽しむことができるスポーツ」のウォーキングフットボールを地域に広げる活動をしている、市スポーツ推進委員連絡協議会天竜スポーツ推進委員会水窪支部長の山内啓一(けいいち)さんにお話を聞きました。
活動を始めて2年、地域の子供から大人まで20人がごちゃ混ぜになって楽しんでいます。
誰でもできるのが、ウォーキングフットボールの魅力です。最初は消極的だった子供もシュートが決まって大興奮。「みる」専門だった大人もいつの間にか笑顔でプレーしています。
チームを少人数にして、1人あたりの運動量を増やしたり、大人に「重り」をつけて負荷をかけたり…いろいろな「水窪ルール」を採用し、工夫して楽しんでいます。
11月には、「第1回大会」を開催しようと準備を進めているところです。
歩いて行うサッカーのこと。サッカー未経験者でも、運動が苦手でも、誰もが怖がらずにプレーできるように非接触(ボールを取りにいかない)ルールを導入している。
東京2025デフリンピック
大会エンブレム
デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味で、デフリンピックとは、国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。デフリンピックの歴史はパラリンピックよりも古く、第1回大会は1924(大正13)年にフランスのパリで開催されました。
4年ごとに開催されており、東京2025デフリンピックは100周年の記念すべき大会で、日本では初めての開催となります。
デフリンピックの競技は、ほぼオリンピックと同じルールで行われます。ただし、音が聞こえなくても必要な情報を得られるように、ランプや旗などを用いた目で見える合図などに工夫がされています。
開催期間:11月15日(土曜日)~26日(水曜日)
現地で
直接会場へ(入場無料。事前予約やチケットは不要)
場所:東京都、 福島県(サッカー)、静岡県伊豆市(自転車競技)
https://deaflympics2025-games.jp/Watch-the-Games/Spectator-Information/#gsc.tab=0(別ウィンドウが開きます)
YouTubeのライブ配信で
公式YouTubeで試合のライブ配信が行われます
https://www.youtube.com/@TOKYO2025DEAFLYMPICS(別ウィンドウが開きます)
数々の大会に出場し、東京2025デフリンピック日本代表にも選ばれた、市内在住の髙橋選手に、デフサッカーの魅力について聞きました。
デフサッカーは、補聴器などを外し、音のない世界で行われます。監督や仲間の声、走る音も聞こえません。その中で、選手は視線やジェスチャーを駆使して気持ちを通わせ、ゴールを目指します。音がないからこそ生まれるチームワークが見どころの一つです。
また、レフェリー(審判員)全員がフラッグ(旗)を持ち、音に代わる合図でプレーを進行するなど、デフサッカーならではの工夫もあります。
私は今回で3回目のデフリンピック出場です。今大会こそ、世界の高い壁を乗り越えて、念願のメダルを獲得し、日本中に勇気と感動を届けたいと思っています。
浜松の皆さんからの、温かい応援を力に変えて、デフリンピックに挑みます。
浜松市出身・在住。静岡県立浜松聴覚特別支援学校、静岡県立沼津聴覚特別支援学校を経て、現在は三陽建設株式会社に勤務。
浜松、磐田を拠点とする社会人女子サッカーチーム「だもんで遠州Mandarina(マンダリナ)」所属。
「人の優しさやぬくもりは浜松が一番!地元の魅力を日々感じています」
日時:11月15日(土曜日)12時~
場所:Jヴィレッジ(福島県)
※予定は変更される可能性があります。最新の情報は大会公式ホームページで確認してください
観戦は現地またはライブ配信で
現地
https://deaflympics2025-games.jp/Watch-the-Games/Spectator-Information/#gsc.tab=0(別ウィンドウが開きます)
ライブ配信
https://www.youtube.com/@TOKYO2025DEAFLYMPICS(別ウィンドウが開きます)
市は、2021(令和3)年に、東京2020オリンピック・パラリンピックに出場するブラジル選手団の事前合宿などを受け入れ、選手団から高い評価を受けました。
この経験から、ブラジルオリンピック委員会・ブラジルパラリンピック委員会と市は、これからもスポーツを通じて協力し合うために「レガシー協定」を締結しました。
2024(令和6)年には、ブラジルろうあスポーツ連盟と市が協定を締結し、デフリンピックブラジル選手団の事前合宿を市内で行うことになりました。
事前合宿期間中は、ブラジル選手団の練習見学や交流イベントを計画しています。また、選手団を支えるボランティアの募集を予定しています。ぜひ、ブラジルの選手を応援しましょう!
東京2025デフリンピックをきっかけに、スポーツを「みる」「ささえる」楽しさや、スポーツのインクルーシブな魅力を体感しましょう!
ブラジルろうあスポーツ連盟のダイアナ・キョセン会長から、市民の皆さんへのメッセージをいただきました。
ダイアナ・キョセン会長
浜松には多くのブラジル人が暮らしており、このまちの支えのもと、選手たちはベストコンディションで本大会に臨む準備ができると確信しています。
東京デフリンピックは、日本の誇りであり、世界中の人々に感動と勇気を与える大会となることでしょう。その一翼を担えることを、私たちは大変光栄に思っています。
改めて、浜松市の皆さんのご支援と友情に、心からの感謝を申し上げます。
応援というと、拍手や掛け声が思い浮かびますが、聴覚に障がいのある選手を応援するには手話がおすすめです!
国によって手話は違いますが、日本とブラジル、どちらの選手にも思いを届けられる手話を静岡県聴覚障害者協会の小倉健太郎さんと松本拓也さんに教えてもらいました。
「良いプレーだったね」「良い試合だったね!」という気持ちを伝える
小倉さん
五指を握った後、両手の親指を立てて前方に突き出す
松本さん
両手を広げ、顔の横で開いた両手をひらひらさせる
ポルトガルでは「いいね」という意味を表し、日本の「がんばれ」のジェスチャーに似たポーズです。
応援をする時はもちろん、さまざまな場面で、「いいね」の気持ちを伝え合いましょう!
静岡県聴覚障害者協会とNPOブラジル文化交流振興会の皆さんが、東京2025デフリンピックに期待を込めて「BOA」!
※最新情報は市ホームページでお知らせします
競技 | 期間 | 会場 |
---|---|---|
陸上 | 11月10日(月曜日)~13日(木曜日) | 常葉大学有玉グラウンド(中央区有玉台四丁目) |
ビーチバレーボール | 11月10日(月曜日)~13日(木曜日) | 江之島ビーチコート(中央区江之島町) |
バドミントン | 11月10日(月曜日)~13日(木曜日) | 浜松アリーナ(中央区和田町) |
ハンドボール | 11月10日(月曜日)~13日(木曜日) | 浜松アリーナ(中央区和田町) |
バレーボール | 11月10日(月曜日)~13日(木曜日) | 浜松アリーナ(中央区和田町) |
柔道 | 11月10日(月曜日)~13日(木曜日) | 雄踏総合体育館(中央区雄踏町宇布見) |
日程:11月12日(水曜日)午後
場所:ソラモ(中央区砂山町・旭町)、イオンモール浜松市野(中央区天王町)
募集期間:~10月28日(火曜日)
活動内容:練習会場の準備など
最新の情報は市ホームページで確認
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sports/sports/deaf.html
この特集に関する問合せは、スポーツ振興課(【電話】053-457-2421)へ。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください