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更新日:2025年2月5日

【「移住者に聞きました」わたしのハマライフ】第22回 生まれ育った場所は特別な場所(広報はままつ2025年2月号)

2021(令和3)年に東京都から天竜区龍山町へUターンし、音楽家として活躍しながら浜松での暮らし「ハマライフ」を送っている鈴木のぞみさんにお話を伺いました。

鈴木のぞみさん 【東京都→天竜区龍山町】

鈴木のぞみさん

最初からUターンを決めていたのですね

中学卒業とともに生まれ育った龍山を離れ、関東や海外で過ごしました。「20年後には必ずここに帰ってくる」という強い気持ちをもって準備を進め、それが実現できました。
天竜川の水面に反射した太陽の光が家の天井に映ったり、窓から見える山々の緑が色濃くなったり…そんな、日常の何でもないここでの時間は、私にとってとても大切なものでした。

今、どんな仕事をしているのですか

作曲などの音楽の仕事と、海外メーカーのマーケティングコンサルタントをしています。海外の人を相手にすることもありますが、ここ龍山でも可能です。
リモートワークが一般的になったこともあり、今では多くの仕事が自宅でもできるので、「自分の豊かな暮らし」ができる場所を優先して考えられますよね。

天竜川をテーマに曲作りをしていると聞きました

天竜の四季の風景を音で伝える、というコンセプトで「天竜四季の森音楽団」を主宰し、音楽制作や演奏活動を行っています。楽器を持って天竜川のほとりや、水窪の山など、天竜のさまざまな場所で曲作りをすることもあります。

地域との交流も定着しているようですね

地域のお父さんやお母さんたちが、龍山に来たアーティストたちに、伝統文化や食文化について教えてくれたり、お茶摘みを一緒にしてくれたりしています。地域の人たちは自分の得意分野があり、先生役を喜んで引き受けてくれるので、アーティストたちも興味津々で話を聞いています。

地域の人たちもアーティスト

小さいころからすぐそばにいてくれた近所の人たちが、実は、その道の技術を極めた「アーティスト」だと再認識しました。とても頼もしく、憧れの存在です。ここにはすてきな景色やおいしい物もあるけれど、龍山地域の魅力は「人」なのだと強く感じました。

Uターンする前と後で地域の変化を感じますか

人口が減ったり学校もなくなったりと、地域では寂しい話題が多いかもしれませんが、地域の皆さん一人一人のエネルギーは、昔も今も変わりません。人のパワーをいつも感じています。ここに住む人々が重ねてきた文化や伝統、ここに見える風景を、私にできる「音楽」を通じて伝えていきたいと思っています。

Uターンを考えている人にメッセージをお願いします

その土地で生まれ育ったことはとてもラッキーなこと。なぜなら、いつでも帰る場所があるからです。いつだって戻ってくればいい、理由は小さくても何でもいい。ここにいたい、誰かのそばにいたい…、Uターンしたのだから何か地域に役立つ大きなことをしなくては!と重く考える必要はありません。自分にできる範囲で、ゆっくりと地域に恩返しができればいいと思います。
自分がここにいて、豊かに穏やかに過ごすことが一番です。生まれ育った場所は、あなたにとって特別な場所なのですから。

※市民協働・地域政策課(【電話】053-457-2243)では、オンライン移住相談を実施しています。移住コーディネーターが地域の情報提供や各種相談に対応し、ハマライフのスタートをサポートします
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamalife/ibentozyouhou.html

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浜松市役所市長公室広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

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