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更新日:2023年12月1日
今回家ジョの2人が訪れたのは、西区雄踏町宇布見にある国指定重要文化財中村家住宅です。
1568(永禄11)年、家康公が遠江に入国する時、浜名湖の水運を取り仕切っていた中村家は、船を出して迎えるなどの役目を果たしました。以後、家康公と親密な関係ができ、1574(天正2)年2月8日、家康公の側室お万(まん)の方(かた)が、家康公の次男である於義丸(後の結城秀康)を中村家で出産したと伝えられています。中村家の主屋は1688(貞享(じょうきょう)5)年の建築と考えられ、建物の状態がほぼ建築当時と同じで質が良いことなどから、国の重要文化財に指定されています。
「於義丸はおよそ3年間、中村家で過ごしたそうだよ。」
中村家住宅の主屋の西側には、お万の方が於義丸を出産した時の胞衣(出産後に排出される胎盤、へその緒、胎児を包む膜などの総称)を納めた胞衣塚が残っています。胞衣塚にある梅の木は、家康公が手植えしたと伝えられ、数代を経ています。
「当時は、胞衣を埋めると子供が健康に育つと信じられていたそうだよ。」
西区雄踏町宇布見4912-1
遠鉄バス「宇布見領家」バス停から徒歩およそ1分。無料駐車場あり。
観覧料:大人200円、高校生100円、中学生以下および70歳以上無料、団体割引あり
イベント情報
日時:10月27日(金曜日)~29日(日曜日)9時30分~16時30分
内容:
問合:雄踏協働センター 【電話】053-596-1121
料金:観覧料が必要(大人200円、高校生100円、中学生以下および70歳以上無料、団体割引あり)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/w-machi/event/202310271029.html
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