緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年12月1日
今月号では、2022(令和4)年5月に東京都から浜松市に移住して、浜松での暮らし「ハマライフ」を送っている青山さん夫婦にインタビューしました。
移住のきっかけは?
新型コロナウイルスの影響で、東京では人通りの多かった商店街が閑散とし、通勤電車でもコロナ感染を気にしてピリピリとした緊張感が漂うなど、徐々にコロナ禍での生活に不安を感じるようになりました。ちょうどその頃勤めていた金融機関で役職定年を迎え、仕事が一段落したこともあり、地方への移住を考え始めました。また、コロナ流行時や災害時に日用品の買い占めが起きたことに不自由さを感じ、需要と供給のバランスがとれた街に住みたいと思っていました。
浜松を移住先にした理由は?
私たちの両親が住む大阪と名古屋へのアクセスが良いこと、自然が豊かなことを主な条件に移住先を探していて、浜松は候補地の一つでした。実際に現地を見てみようと、一泊二日で市内の物件を見て回ったり、浜松移住センターに行ったりしました。山も海も湖もあり自然豊かなことに加えて、生活に必要な施設もそろっており、とても住みやすそうだと感じました。また、浜松移住センターの職員の説明は丁寧で、移住先での再就職を考えていた私に、浜松商工会議所が行っている「はままつUIJターン就職寄り添い相談」のことを教えてくれました。担当者も熱心に対応してくれ、市内で希望の就職先が見つかったため、浜松に移住することを決めました。この年齢になると就職先は見つかりにくいと思っていましたが、もともと興味のあった農業に関わる仕事に従事することができました。また、住居については市の移住コーディネーターに相談し、地域の特色を教えてもらったり、現地を案内してもらったりしました。移住コーディネーターとは、1年経った今でも付き合いがあります。
移住して良かったことは?
住んでいる地域は高い建物が少なく、空が広く感じられます。晴天率も高いため、空を見上げることが増え、気持ちのゆとりにつながっています。また、地域の農家さんが育てた玉ネギや大根の収穫の手伝いをする機会があり、東京ではなかなかできない体験だと感じました。浜松で採れる農作物はとてもおいしく、野菜を食べる回数が増えました。
移住して驚いたことや苦労したことは?
浜松まつりにかける意気込みには驚きました。今年の5月に初めて浜松まつりを見に行きましたが、子供から大人まで一緒になって取り組んでいる姿は今まで見たことがない光景でした。年長者が凧揚げや屋台の引き方を子供たちに伝えていく様子を見て、浜松まつりは脈々と続く浜松の大切な文化なんだと感じました。また、普段ウオーキングをしていると知らない人からもあいさつをしてもらえることがあり、優しい人が多い印象です。地域の皆さんも、移住してきた私たちを快く受け入れてくれ、明るくフレンドリーな人が多くて助かっています。
苦労しているのは風が強く吹くことくらいで、浜松に来てから風向きや風速をチェックするようになりました。
移住を検討している人へメッセージをお願いします
浜松は市域が広く、地域によって特色があるため、例えば“山派”か“海派”かによって住む場所を選ぶことができると思います。また、就職のことは、商工会議所の「はままつUIJターン就職寄り添い相談」を利用してみるのもおすすめです。
移住して、新しい土地で暮らすことで、人生を2倍楽しむことができると思います。
【今月の表紙】浜名湖ガーデンパーク(西区村櫛町)
(青山さん)「月に3~4回ほど、ガーデンパークへ夫婦でウオーキングに出掛けています。四季折々の草花を楽しむことができ、歩いていてとても気持ちがいい場所です。」
はままつUIJターン就職寄り添い相談
浜松市では浜松商工会議所と連携して、移住希望者の就職を支援しています。
浜松商工会議所 重点プロジェクト推進室 (【電話】053-452-2861)
https://www.h-yorisoi.com(別ウィンドウが開きます)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください