緊急情報
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更新日:2024年8月9日
浜松版スマートタウン
浜松市は、2020(令和2)年3月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050(令和32)年カーボンニュートラルの実現に向けて官民連携で様々な取り組みを進めています。
2024(令和6)年4月に改定した「浜松市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」では、2030(令和12)年度において2013(平成25)年度比で市域から排出される温室効果ガスを52%削減することを目標に設定しています。
この目標を達成するため、「徹底した省エネルギーの推進・再生可能エネルギーの最大限の導入・新技術・イノベーションの推進・二酸化炭素吸収源の確保」を基本施策とし、「脱炭素と企業の成長との両立」、「脱炭素と市民の暮らしの向上との両立」、「脱炭素と都市の持続的発展との両立」を図っていきます。
(カーボンニュートラル推進事業本部)
エネルギー使用に伴う二酸化炭素を削減するため、市民、事業者、市が一体となって徹底した省エネルギー化に取り組みます。
市民・事業者に関わらず、温室効果ガス排出量の見える化を進めた上で、運用改善や脱炭素型ライフスタイルへの転換などの省エネルギー化を進めます。そして、省エネルギー化により削減できた光熱費をさらなる省エネ・再エネ設備の導入費用に活用するなど、段階を踏んだ脱炭素化を推進します。
西遠浄化センターの太陽光発電施設
太陽光発電をはじめ、風力発電やバイオマス発電、小水力発電など、地域資源を活かした再生可能エネルギーの最大限の導入を図り、エネルギー自給率の向上及び再生可能エネルギーの地産地消を推進します。再生可能エネルギーの導入に当たっては、災害の発生防止や自然環境・生活環境の保全に配慮するなど地域との調和を図ります。
同友会経済サミット
環境性能の高い次世代自動車の導入、燃料転換による低炭素化や電化を推進します。また、エネルギーとしての水素技術や非エネルギー分野の新技術を活用します。さらに、排出が避けられない温室効果ガスは、市内で創出されたカーボンクレジットでオフセットする“カーボンクレジットの地産地消”を推進します。
今後は、より一層の新技術・イノベーションが不可欠となることから、企業間連携や官民連携、産学官連携により、カーボンニュートラル関連技術の開発を推進します。
市域の66%を占める森林は、二酸化炭素の吸収源としての役割を担うとともに、木材の利用による二酸化炭素の固定化、木質バイオマス燃料としての利用による化石燃料の削減につながります。
また、森林資源の地産地消や森林の環境価値の創出・利用により、地域経済の循環、水資源の確保や災害の防止、憩い・レクリエーション機能など、様々な恩恵を与えています。
こうした多面的な機能を有する森林の整備と木材利用を両輪として、二酸化炭素吸収源を確保していきます。
天竜エコテラス(天竜清掃工場)
2018(平成30)年から整備を進めてきた天竜エコテラスは、2024(令和6)年3月に完成し、4月1日から稼働しました。
もえるごみ、もえないごみなどを安定して処理し、資源化や発電も行っています。施設内には、環境啓発を目的とした見学ルートがあり、ごみ処理を分かりやすく説明しています。
(天竜清掃事業所)
生ごみ堆肥化容器
みどりのリサイクル
ごみ減量目標値の周知・共有のため、2024(令和6)年より、家庭から排出される一人1日当たりのごみの量を、2028(令和10)年までに404gまで削減することを目標として「Go!みんなで404チャレンジ」を展開し、ごみ減量とリサイクルを推進しています。
本取組の一環として、生ごみ堆肥化容器の無料配布や生ごみ処理機の購入補助金の交付、雑がみ分別袋の配布や草木類や木製家具のリサイクルなど、資源物の回収促進を行うほか、SNSを活用した啓発活動などを行い、市民の皆さんと一体となったごみ減量・資源循環を推進し、循環型都市の構築を目指します。
(一般廃棄物対策課)
浜松市指定天然記念物のギフチョウ
海・山・川・湖に囲まれ、多様な動植物が生息・育成している浜松市の豊かな自然環境を将来にわたり守っていくため、「生物多様性はままつ戦略」に基づき生物多様性保全事業を推進し、多様な生きものと人々の暮らしが共存する都市を目指します。
(環境政策課)
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