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更新日:2025年12月1日

産業経済(浜松市政の概要2025)

次世代自動車センター 次世代自動車センター

中小企業の付加価値・生産性向上の促進

重点的な成長分野に位置付けている7分野(次世代輸送用機器、健康・医療、新農業、環境・エネルギー、光・電子、デジタル、ロボティクス)について、新技術、新製品等の研究開発を行い、事業化を目指す地域企業に対し、研究開発費の一部を補助することにより事業化の実現を促し、浜松経済を牽引する成長産業の創出につなげていきます。
次世代自動車センターでは、地域企業が次世代自働車のほかエアモビリティやワークモビリティに搭載する部品を調査研究できる環境を強化し、ビジネスを獲得できるよう支援します。また、ドローンなどの次世代モビリティの研究開発による社会課題の解決に取り組む企業活動を支援します。
産業用ロボットの導入やデジタル化により、生産性の向上や人手不足の解消などの効果が見込まれる地域企業に対し、導入経費を助成することにより、地域企業の稼ぐ力を強化します。

(産業振興課)

インドを始めとする成長が著しい国との交流促進

インド経済交流推進事業 インド経済交流推進事業

輸送用機器や楽器などの世界有数のものづくりのまちである本市の産業の魅力を海外の皆様に知っていただくことで、地域産業と海外の企業とを結びつけるきっかけをつくり、成長著しい世界各国からの投資の呼び込みに向けた情報発信の強化と交流促進に取り組みます。
特に、インドとの交流をさらに推進するため、アーメダバード市と友好協定を締結し、地域企業とインド企業との連携や販路拡大等インドへの進出を促進します。また、インド日本両国の文化の違いを理解し、経済連携を円滑に進めるために文化・教育など幅広い分野での交流を進めていきます。インドスタートアップとの連携も推進し、地域企業とのネットワーク構築や協業に向けて市職員をインドの民間企業へ派遣します。
人材分野では、覚書を締結したインド工科大学ハイデラバード校と高度外国人材との人的交流を促進するとともに、受け入れ環境を整備するため、市有施設を活用して、インターナショナルスクールを誘致します。

(産業振興課、労働政策課)

UIJターン就職の促進・働き方改革の推進

市内大学での就職相談会 市内大学での就職相談会

市内の企業で活躍する文系出身の女性社員の紹介や企業の魅力・業務内容などをPRする動画を作成し、県内や大都市圏などの学生に配信することで、若者や女性を中心にUIJターン就職の促進
を図ります。将来的な市内企業への就職を見据えて、市内小中学生、高校生が地元企業での職場体験を行う機会を設けるほか、社長による小中学校での特別授業を実施します。
また、従業員の仕事と生活の両立支援等に取り組む事業所を「ワーク・ライフ・バランス等推進事業所」として認証するほか、子育て世代の従業員への支援について先進的・特徴的な取り組みを行う事業者を表彰する「子育て世代活躍企業コンテスト」を行い、他の事業者へ横展開を図ることで、誰もが活躍できる働き方改革を推進します。

(労働政策課)

魅力ある都心づくりと商業振興による地域活性化

新川モールでの賑わいイベント 新川モールでの賑わいイベント

商業、業務、居住等の都市機能が集積する「まちの顔」となる中心市街地の活性化に向けて、中心市街地の将来像を目標として示す「中心市街地活性化ビジョン」及び「中心市街地活性化基本計画」を策定します。中⼼市街地のエリア特性を分析、可視化し、民間投資を促進する上での課題抽出や⽅策検討に向けた調査を実施するとともに、空き店舗の解消に向けた支援やICT企業等のオフィス進出支援などに取り組むことで、中心市街地における都市機能の増進と経済活力の向上を総合的に推進します。
また、浜松商工会議所と連携し、販路拡大に向けた個別商談会や若手経営者を育成するセミナーを開催するとともに、商店会が実施する環境整備や賑わい創出等の活動を支援することで、商業を振興し、地域経済の活性化を図ります。

(産業振興課)

企業誘致の推進による産業集積の促進

阿蔵山産業用地の整備(イメージ) 阿蔵山産業用地の整備(イメージ)

企業誘致に向けた支援策を展開することによって、本市への立地を促進し、成長分野への転換を支援することで、地域産業の振興および経済のさらなる発展を推進します。

  • 企業立地コンシェルジュ事業
    市内に事業用地を求める企業に対し、物件探しから立地調整のほか、企業立地補助金や優遇措置を案内するなど寄り添った支援を行います。
  • 産業用地の確保
    企業誘致の受け皿として、天竜区阿蔵山産業用地の整備を進めます。さらに、将来にわたり企業誘致を推進するための計画的な産業用地確保に向け、新たな産業用地の具体的検討を行います。
  • 企業立地への助成
    市内の企業立地の促進、雇用機会の拡大を図るため、企業に対し用地取得、新規雇用、建物機械設備に係る費用の一部および操業後の固定資産税等相当額を助成します。

(企業立地推進課)

第2期浜松市スタートアップ戦略

スタートアップ・エコシステムクラブ1
スタートアップ・エコシステムクラブ

スタートアップ・エコシステムクラブ2

 

2025年4月策定の新たな浜松市スタートアップ戦略の下、地域や世界に好影響を与えるような【浜松生まれ】【浜松育ち】のスタートアップをより多く創出するとともに、地域企業が浜松に集まった世界中のスタートアップとの活発な連携により、【地域と共に育つ】環境を構築することに力点を置いた支援に取り組んでいます。

  • 浜松地域スタートアップ連携促進事業
    課題を抱える地域企業・市役所とスタートアップの連携を図るマッチングプラットフォーム「ハマハブ!」の運営や連携プロジェクトへの支援を通じて、両者の連携による課題解決や地域産業の活性化を促進します。
  • ファンドサポート事業
    浜松市がベンチャーキャピタルや金融機関と協調し、市内スタートアップの事業化をサポート。出資等資金調達の活性化を通じてスタートアップが成長しやすい環境づくりを進めます。
  • スタートアップ成長支援事業
    スタートアップ育成プログラムの実施や相談窓口の設置など、シームレスな支援の実施により、スタートアップの育成、成長を促進します。
  • 次世代スタートアップ育成事業
    高校生や大学生等が集まるコミュニティの形成やビジネス経験豊富な人材や専門スキルを有した人材によるサポートにより、次世代を担うスタートアップ経営者やアントレプレナーシップに満ちた人材の育成に取り組みます。

(スタートアップ推進課)

「もうかる農業」の実現に向けて

自動操舵トラクターによる耕うん 自動操舵トラクターによる耕うん

浜松市は、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれ、農業産出額全国6位(※1)、総農家数全国1位(※2)、農業従事者数全国6位(※3)と、全国有数の規模を誇り、また穀物、野菜、果物、花き、畜産などにおいて、170品目を超える農産物を生産しています。
しかし、近年は高齢化や後継者・労働力不足などを理由に離農する農業者が増加し、今後、経営耕地面積の減少・分散が課題です。
こうした課題を解決するため、2025年4月に施行した新たな「浜松市農業振興ビジョン」の基本理念である【豊かな資源を次世代につなぐ「もうかる農業」の実現】に向けて、スマート農業の促進による生産性の向上に加え、農地の集積・集約化や基盤整備による優良農地の確保、新規就農者の育成・支援による担い手の確保、本市農産物の魅力発信による付加価値の向上、農業の持つ多面的機能維持による農村環境の保全と地域の活性化に取り組んでいます。

(農業水産課、農業振興課、農地整備課、農地利用課)

※1 農林水産省「令和5年 市町村別農業産出額(推計)」
※2・3 2020農林業センサス調査結果

持続可能な養殖業の推進

アサリの育成・保護などにつながるアマモの植栽 アサリの育成・保護などにつながるアマモの植栽

うなぎの産地としてのブランドを維持するため、養鰻業へのスマート水産技術導入の可能性を調査します。
また、浜名湖を代表する水産資源でありながら、現在不漁が続くアサリの対策として、関係者との連携により人工稚貝の生産やアサリの生育場所となるアマモの育成に積極的に取り組みます。

(農業水産課)

価値ある森林の共創

大阪・関西万博(ポップアップステージ)で展示された天竜材(FSC 認証材) 大阪・関西万博(ポップアップステージ)で展示された天竜材(FSC 認証材)

森林は、水資源の確保や山地災害の防止、景観や教育などの文化、さらには地球環境の保全など、身近なところから地球規模に及ぶ多面的な働きをしている大切な資源です。天竜川本流とその支流および都田川流域は、天竜林業と呼ばれる先進林業地であり、経済と公益を両立する森林を育み、森林形成に大きな役割を果たしてきました。
浜松市は、市域の66%を占める森林を財産として適切に保全し、持続可能な森林経営・管理を推進するため、市内6つの森林組合および国や県などと連携して2010年に「FSC森林認証」を取得しました。FSC森林認証取得面積は49,860ha(2025年3月末時点)で、市町村別の取得面積は全国第1位。FSC森林認証取得者はおよそ70事業者で、全国でもトップクラスです。また、FSC森林認証を受けた森林価値の最大化を目指し、天竜美林カーボンクレジット(J-クレジット)の創出・販売を進めています。クレジットの販売価値は更なる森林整備の促進に活用していきます。

(林業振興課)

「家康公ゆかりの地」としての「出世の街 浜松」のブランド確立

家康公祭り 家康公祭り

歴代浜松城主が出世を果たした歴史を背景に取り組んできた「出世の街 浜松」の都市ブランド確立に向け、「家康公ゆかりの地」としての認知度を定着させ、さらなる観光誘客や地域振興につなげていきます。歴史・文化を活用した事業の一つである「出世の街 浜松 家康公祭り」を継続的に実施します。

(観光・シティプロモーション課)

インバウンドの獲得

台北ランタンフェスティバル 台北ランタンフェスティバル

本市産業の強みを、海外メディアなどを通じて情報発信することで産業ツーリズムによる誘客を図ります。また、海外の商談会やセールス活動を通して団体旅行の商品造成を促進するとともに、WEBやSNSを活用したデジタルマーケティングにより、本市観光資源の認知度向上および個人旅行客の獲得を目指します。加えて既存の観光コンテンツのみならず、質の高い高付加価値旅行商品を造成し、高付加価値旅行者の獲得に努めます。
今年度は台湾、中国、ベトナム、オーストラリアに現地連絡員を配置し、情報収集や現地セールス、プロモーションを強化します。

(観光・シティプロモーション課)

デジタルプロモーション業務

市公式ポータルサイト「うなぎのぼり浜松」 市公式ポータルサイト「うなぎのぼり浜松」

本市の多様な地域資源などをまとめたシティプロモーションポータルサイト「うなぎのぼり浜松」を活用し、ブランディングおよび情報発信を行うことで、認知度や魅力度の向上を図ります。

(観光・シティプロモーション課)

フィルムコミッション事業の推進

天竜二俣駅のラッピング電車 天竜二俣駅のラッピング電車

浜松市は、四方を海・山・川・湖に囲まれ、都市部や中山間地域、沿岸部に砂丘なども有する国土縮図型都市であり、あらゆるロケーションを有しています。また、首都圏と関西圏の中間に位置し、新幹線や高速道路など交通の利便性も高いことから、映画やドラマ撮影、コマーシャルやミュージックビデオのロケ地としても利用されており、浜松をモデルとしたアニメも描かれています。
先進的なロケ支援団体への全国表彰「JFC(ジャパン・フィルムコミッション)アウォード」では2021(令和3)年に最優秀賞、2022(令和4)年、2024(令和6)年に優秀賞を受賞しています。

(観光・シティプロモーション課)

 

 

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浜松市役所市長公室広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

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