更新日：2019年10月9日

平成30年度決算審査意見書(四大地財産区)

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平成30年度浜松市四大地財産区特別会計歳入歳出決算の審査意見

第1　審査の対象

平成30年度浜松市四大地財産区特別会計歳入歳出決算

上記決算に関する証書類、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書

第2　審査の期間

令和元年7月1日から同年8月21日まで

第3　審査の方法

30年度浜松市四大地財産区特別会計の歳入歳出決算について

• 審査に付された決算書その他関係書類が適正に作成されているか
• 決算書類に記載された計数は正確であるか
• 歳入歳出予算は適正に執行されているか

を検証した。

審査手続については、会計管理者が所管する諸帳簿と照合し、計数の確認を行ったほか、関係職員から説明を聴取し、予算の執行状況等について審査を行った。

第4　審査の結果

審査に付された浜松市四大地財産区特別会計歳入歳出決算書とその関係書類の計数はいずれも正確で、歳入歳出予算の執行はおおむね適正であると認められた。

第5　決算の概況

1 決算収支

決算収支状況

(単位　金額：千円、比率：％)

区分	30年度	29年度	増減額	対前年度比
歳入決算額(A)	52,434	53,288	△ 854	98.4
歳出決算額(B)	25,028	22,440	2,588	111.5
歳入歳出差引額(A)-(B)	27,405	30,848	△ 3,442	88.8

歳入歳出差引額は344万円減少している。

2 決算の計数

令和元年5月31日(出納閉鎖日)現在における歳計現金の在高は普通預金2,740万円で、30年度の歳入歳出差引額と合致する。

3 歳入

歳入の科目別内訳

(単位　金額：千円、比率：％)

区分	30年度	29年度	増減額	対前年度比
財産収入	21,311	27,487	△ 6,175	77.5
財産運用収入	21,301	27,462	△ 6,160	77.6
財産売払収入	10	25	△ 15	40.0
繰越金	30,848	25,789	5,058	119.6
諸収入	274	11	262	2,490.9
合計	52,434	53,288	△ 854	98.4

歳入は5,243万円で、29年度に比べて、85万円(1.6％)減少している。主として繰越金505万円が増加したものの、財産運用収入616万円の減少によるものである。

4 歳出

歳出の科目別内訳

(単位　金額：千円、比率：％)

区分	30年度	29年度	増減額	対前年度比
議会費	778	823	△ 44	94.5
議員報酬	204	225	△ 21	90.7
視察研修費	529	552	△ 23	95.8
一般諸経費	44	45	0	97.8
総務費	24,250	21,617	2,633	112.2
一般管理費	1,348	1,617	△ 269	83.4
財産管理費	22,902	19,999	2,902	114.5
合計	25,028	22,440	2,588	111.5

歳出は2,502万円で、29年度に比べて、258万円(11.5％)増加している。主として財産管理費290万円の増加によるものである。

第6　財産管理の状況

財産現在高

区分				30年度末現在高	29年度末現在高	増減高
公有財産	建物	面積(平方メートル)		381.75	381.75	0.00
	山林	所有	面積(平方メートル)	1,411,636.83	1,424,984.03	△ 13,347.20
			立木(立方メートル)	7,161.79	7,026.28	135.51
基金	現金	積立基金(千円)		250,440	240,940	9,500

1 公有財産

(1) 建物

建物の面積は30年度末現在381.75平方メートルで、29年度末と同じである。

(2) 山林

山林の面積は30年度末現在141万1,636.83平方メートルで、29年度末に比べて1万3,347.20平方メートル減少している。これは道路敷地として市へ譲与したことによるものである。また、立木の推定蓄積量は30年度末現在7,161.79立方メートルで、29年度末に比べて、135.51立方メートル増加している。これは自然成長によるものである。

2 基金

四大地財産区基金の現金は30年度末現在2億5,044万円で、29年度末に比べて、950万円増加している。これは元金積立によるものである。

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