緊急情報
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更新日:2025年2月19日
提案1 | 10年後の目標として、「1.市民一人ひとりの日常生活や事業者の経済活動における脱炭素や資源循環につながる取組を推進し、環境負荷を低減する」とあるが、取組は現在も進められていて、より一層推進するという観点で、「さらに推進し」などとして動きのある表現をするとよい。 |
【市の考え方】案の修正
いただいた御意見を踏まえるとともに、10年後の目標とする姿を表現するため、以下のとおり修正します。
《修正箇所》
18ページ 10年後の目標
《修正内容》
(修正前)
「1.市民一人ひとりの日常生活や事業者の経済活動における脱炭素や資源循環につながる取組を推進し、環境負荷を低減する」
(修正後)
「1.市民一人ひとりの日常生活や事業者の経済活動における脱炭素や資源循環につながる取組が更に進み、環境負荷が低減されている」
質問4 | 「基本政策1 生活環境の保全」の主要施策及び指標ではPFASのことが触れられてないが、具体的な対策については記載されないのか。 |
【市の考え方】盛り込み済
PFASについては、主要施策3.水環境の保全対策に含まれています。主要施策及び指標では触れていませんが、市民の皆様の安全・安心のために必要な対策を実施してまいります。
提案2 | 再利用価値が高いと考えられるアルミ缶とスチール缶の分別を徹底させてもらいたい。 |
【市の考え方】今後の参考
アルミ缶については、市民の皆様に地域の集団回収への協力や民間事業者のリサイクル拠点への排出をお願いしています。集積所に出されたアルミ缶は、収集効率の観点からスチール缶と合わせて収集を行っていますが、搬入先の金属業者で磁選機等を用いて選別し、リサイクルしています。
提案3 | 高齢者が増加していることから、使用済紙おむつの再生処理について紙おむつメーカーや企業とも連携して調査研究に取り組んでもらいたい。 |
【市の考え方】今後の参考
令和6年2月に締結した民間事業者との連携協定に基づき、紙おむつメーカーも加えた6者が連携し、令和7年1月から使用済紙おむつの資源循環に関する実証事業を実施しています。本実証の調査結果をふまえ、今後の取組について検討をしてまいります。
提案4 | 雑がみ回収袋が一杯になると、環境保全に貢献したという達成感がある。市によるインセンティブがあると更に取組が進むと思う。 |
【市の考え方】今後の参考
市では、啓発イベント限定とはなりますが、市民の皆様がご家庭で集め持ち込んでいただいた雑がみを、啓発デザインのトイレットペーパーと交換するなどの取組を行っています。民間小売店舗などでは、ポイント還元・付与する仕組を設けている拠点もあります。
引き続き、市民の皆様の取組継続に向けたインセンティブについて検討を進めてまいります。
要望1 | 集積所に出されたごみの分別がきちんとされていないケースが散見されるため、厳しいルールを設けることも必要だと思う。 |
【市の考え方】盛り込み済
ルール違反ごみについては、違反内容を記したステッカーを貼って集積所に残すことで適切な排出を促し、再発防止と改善を図っています。今後も、集積所パトロールを実施し、悪質な事案については、ごみ袋を開けて排出者への指導を行うなど、自治会と協働して解決にあたります。また、希望によりパトロールの実施を周知するポスターを配布し、正しいごみ出しを促してまいります。
質問5 | マイクロプラスチック問題に関してはどのような取組が行われているのか。 |
【市の考え方】盛り込み済
野外に流出したプラスチックごみがマイクロプラスチックの排出源となることから、市ではプラスチックごみの海洋への流出防止や、使い捨てプラスチックの排出抑制等の取組を進めています。
プラスチックごみ等による海洋汚染を防止するため、市民や事業者の皆様との協働により、毎年、遠州灘海岸や浜名湖岸での清掃活動を実施しているほか、海岸清掃を行う団体に対するごみ袋の提供等の支援を行っています。
また、市役所等にウォーターサーバーを設置し、マイボトルやマイカップの使用を促すことで、ペットボトルごみの発生を抑制する取組を行っています。
要望2 | 太陽光パネルについて、2030年頃には処理費用の不足、放置、不法投棄等の問題が生じることが危惧されており、対策を考えてもらいたい。 |
要望3 | 市内に多く設置されている太陽光パネルが、いずれ産業廃棄物となり、処分が必要となることを課題と捉えてほしい。 |
【市の考え方】今後の参考
現在、国では、2030 年代半ば以降に廃棄される太陽光パネルの増加に備え、パネルのリサイクルの義務化や費用負担、発電設備の解体・撤去の費用負担などについて検討しているところです。
本市としましては、国の動向を注視するとともに、太陽光パネルが放置、不法投棄された場合は、「浜松市適正な再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」等の法令に基づき、適切に対応してまいります。
要望4 | 温暖化の影響により越冬地の南限が押し上げられたことなどから、佐鳴湖に冬鳥が見られなくなったと感じる。生態系の状況把握や保全対策の参考としてもらいたい。 |
【市の考え方】今後の参考
市域の生物多様性の状態がどのように推移しているかを把握するため、定期的に動植物のモニタリング調査を実施しています。いただいた御意見については、今後の施策の参考とさせていただきます。
要望5 | 天竜地域は、農地の耕作放棄、森林の雑木化等、人間の手が入らなくなり、かつては人と自然とがうまく共生していた里山の減少が著しい。自然と人との共生についてどのように取り組むことが必要なのか示してもらいたい。 |
【市の考え方】今後の参考
自然と人との共生については、環境に配慮した行動の選択や、森林・農地・緑地等の保全等、様々な取組を持続的に実践していくことが重要と考えられます。また、本計画だけでなく、農業振興ビジョンや森林・林業ビジョン、中山間地域振興計画等の他の計画とも連携して進めていく必要があると考えます。いただいた御意見については、今後の施策の参考とさせていただきます。
提案5 | 日常生活の中で、どのような取組が環境保全のために重要となるのかポイントを押さえて教えてもらえると、市民に環境保全の意識が浸透するのではないか。 |
【市の考え方】今後の参考
市民の皆様一人ひとりが、日常生活において脱炭素や資源循環などにつながる取組を実践していただくことは非常に重要であり、市が具体的な行動を分かりやすくお示しする必要があると考えます。いただいた御意見については、今後の施策の参考とさせていただきます。