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更新日:2025年4月1日

策定の背景・環境の将来像

策定の背景

 本市は、2005年7月の市町村合併により、市域の拡大とともに、多様な自然環境、歴史風土、文化を持つ都市となりました。本市が有する豊かな森林、天竜川、浜名湖などの水辺環境、多様な動植物などの自然環境を保全するとともに、様々な環境問題に対応するため、2008年3月に合併後はじめて、環境の保全及び創造に向け具体的な方向性を示す第1次浜松市環境基本計画を策定しました。

 2015年3月には、国における第4次環境基本計画の策定や各種関係法令の制定など、持続可能な社会の実現に向けた国の動向等を踏まえ、この後継計画となる第2次浜松市環境基本計画を策定しました。また、2020年には、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定、海洋ごみ問題等を踏まえて計画を改定し、環境施策を推進してきました。

 しかし、第2次浜松市環境基本計画の改定以降も、依然として気候変動、生物多様性※の損失、海洋汚染などの問題は深刻化の一途をたどっていることから、国では2024年に第6次環境基本計画を策定し環境危機への対応方針を示すなど、社会情勢は大きく変化しています。こうした社会情勢等の変化等を踏まえ、第3次浜松市環境基本計画を策定することとしました。

 

《環境基本計画関連年表(2019年以降)》

種別 内容
2019(平成31・令和元)

4

海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律施行

10 食品ロスの削減の推進に関する法律施行
12 国際 新型コロナウイルス感染症の流行
2020(令和2)

4

第2次浜松市環境基本計画【改定版】(2020~2024年度)策定

7 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律改正
8 浜松市の気温が観測史上日本一タイ(41.1℃)を記録
2021(令和3)

3

浜松市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)改定

3 浜松市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)改定
10 地球温暖化対策計画改定
11 国際 国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)・グラスゴー気候合意
2022(令和4)

2

国際

ロシアによるウクライナ侵攻開始

4

プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律施行
4 再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法改正
4 浜松市一般廃棄物処理基本計画【改定版】(2022~2028年度)策定
12 国際 生物多様性条約締約国会議(COP15)/昆明・モントリオール生物多様性枠組採択
2023(令和5) 3 生物多様性国家戦略(2023~2030)策定
2024(令和6)

3

浜松市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)改定

3 浜松市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)改定
4 生物多様性はままつ戦略2024(2024~2033年度)策定
5 第6次環境基本計画策定
8 第5次循環型社会形成推進基本計画策定
2025(令和7)

4

浜松市総合計画基本計画(2025~2034年度)策定

4 第3次浜松市環境基本計画(2025~2034年度)策定

 

環境の将来像

本市が目指す2045年の理想の姿=環境の将来像を次のとおり掲げます。本計画では、環境の将来像の実現に向けて、今後10年間で取り組む施策を定めます。

2045年の理想の姿【環境の将来像】

脱炭素化と循環型社会の形成が進展し、豊かなくらしや持続的な経済活動と多様な自然環境が共生するまち

 近年、気候変動や生物多様性の損失、環境汚染などの環境問題は深刻化し、世界的な課題となっており、その対応が急務となっています。一方で、人々の生活や社会経済活動は永続していくことから、こうした課題への対応と避けられない状況の変化への適応を両立させていく必要があります。
 これらを踏まえ、市民や事業者が脱炭素型の日常生活や経済活動に転換するとともに、限りある資源を持続可能な状態で利活用する意識が定着し、実践することが重要です。こうした一人ひとりの取組により、豊かで快適なくらしの維持や、持続的な経済活動の発展を続けながら、本市が有する山・川・海・湖などの豊かな自然や多様な生物が保全され、共生するまちを目指します。

 

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お問い合わせ

浜松市役所環境部環境政策課

〒432-8023 浜松市中央区鴨江三丁目1-10 鴨江分庁舎

電話番号:053-453-6146

ファクス番号:050-3606-4345

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