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更新日:2022年8月9日
学生時代のアルバイトで接客の楽しさを知った私は、人との関わりが深く、生活に密着した仕事に就きたいと思っていました。数ある仕事の中でも、市役所は人との関わりはもちろん、多岐にわたる分野の仕事ができることに魅力を感じました。
そこで、どこの市役所にしようかと考えた時、浜松市は学生時代に近隣のまちに住んでいたため以前からなじみがあったことや、政令市ということで理系の知識を生かせる専門職の採用枠もあったことから、浜松市役所を選びました。大好きな餃子をはじめ、海の幸も山の幸も豊富という食の魅力や、音楽のまちとして、私が長年習っていたピアノに関係が深いことも浜松市に惹かれた理由です。
私が所属する環境保全課の仕事は、大気環境や水環境の保全を図るとともに、騒音や振動、悪臭などの感覚公害を防止し、健康で安心して暮らせる生活環境を確保することです。具体的には、公害苦情相談の受付や、環境法令に基づく事業者からの届出の受付、事業場への立入検査・指導などを行っています。
中でも公害苦情については、環境保全課に年間約450件の相談が寄せられます。市の対応が被害の拡大を防いだり不安を解消したことで、市民に感謝された時は、自分が担当した仕事の価値が実感でき、うれしく思いました。また、仕事が直接市民生活のどこかにつながっているため責任が大きく、そこにもやりがいを感じます。
行政が業務をミスなく円滑に進めることは、市民の信頼を得ることに直結します。ただし、慎重になり過ぎる余り、前例にとらわれてしまうことも少なくはないと感じています。普段の業務に適切に取り組みながらも、自己啓発に努めることで視野を広げ、固定観念にとらわれることなく、物事を考えられる職員になりたいです。
学業に力を入れながら、自分の将来について考えるのは大変だと思いますが、就職活動は一度きりではありません。あまり固くなり過ぎずに、周りの意見を取り入れながら、視野を広く持って取り組んでほしいです。応援しています。
【岸谷 華(Kishitani Hana)】
平成31年度入庁後、環境保全課。
※掲載している情報は、令和3年3月当時のものとなります。
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