緊急情報
ここから本文です。
更新日:2022年8月9日
私は雪が多い北陸地方で大学時代を過ごしたため、温暖な気候の浜松市の良さを再認識し、浜松市に帰って就職したいと思いました。知人が市役所で働いており、仕事内容や職場の雰囲気がわかっていたこともありますが、自分が浜松市の電気職として働くことで、これまでお世話になってきた地元への恩返しになると考え、市の職員を目指しました。
現在の私の仕事は、建築物の換気設備や給排水設備、昇降機などが法律に適合しているか書類を審査したり、完成後に実際の現場を検査したりすることです。他にも、窓口での相談対応や省エネ法に基づく書類の審査、検査等も行っています。
審査の段階から関わった建築物や設備が完成し、検査も問題なく終了したときは、大きなやりがいを感じます。また、窓口に相談に来られたお客様が納得して帰っていただいたときにも、やりがいやうれしさを実感します。
時にはお客様から厳しいご意見をいただくこともあります。そんなとき、私は萎縮するばかりですが、先輩方が冷静に、根気よくその方のお話を聞いて応対する姿は、大変勉強になります。私も先輩方を見習って、話を聞くときは冷静に、親身になって伺い、質問に回答するときは正確な情報を迅速に提供できるように努めています。
令和2年に子どもが生まれたことをきっかけに、私は自分の業務の見直しを徹底して行い、作業効率を高めることで、残業を減らし、できるだけ早く帰宅する工夫をしました。また、新型コロナウイルス感染症対策として市が導入した時差出勤なども活用し、家事や育児参加の時間を確保することで、結果、仕事も生活もこれまで以上に充実した毎日を送っています。
就職活動で大切なことは、この先自分自身が「どのような人生を送りたいか」を前提に、「何を優先するか」を明確にすることだと思います。会社の将来性、仕事内容、給与、勤務場所など、本当に優先したいことを考えて就職先を選択すれば、後悔することはないと思います。就職はゴールではなく、スタートという気持ちで頑張ってください。
【水谷 直博(Mizutani Naohiro)】
平成29年度入庁。北部都市整備事務所を経て、令和2年度から建築行政課。
※掲載している情報は、令和3年3月当時のものとなります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください