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更新日:2022年9月5日
「どうする家康」制作統括の磯(いそ)智明さんと、チーフ・プロデューサーの村山峻平(しゅんぺい)さんが出席した取材会に行ってきました。
大河ドラマ「どうする家康」は、今、期待されている脚本家の一人、古沢(こさわ)良太(りょうた)さんが新たな視点で徳川家康公の生涯を描きます。
打合せの折に、脚本家の古沢さんから「家康をやってみたいんです」と切り出され、その場で熱く語られた家康のストーリーはとてもユニークで面白いものでした。古沢さんにとって、家康は若い頃から憧れの人物であり、ヒーローだったようです。
古沢さんが考える物語は、毎回家康にピンチが訪れ、それを切り抜けていく、まさに「どうする」が連続する物語でした。タイトルについて、古沢さんからはいくつか提案がありましたが、古沢さんが何度も口にしていた「どうする」というフレーズがとても面白く、これを前面に押し出した方が分かりやすいし、キャッチーだなと思い「どうする家康」に決まりました。
家康は江戸幕府を築いた優秀な人というイメージが強いですが、そこまで完璧な人物だったのでしょうか。運や巡り合わせ、周りの人たちの助けでピンチを乗り越えていく姿は、今まさに求められているヒーロー像であり、現代の人たちにも共感を呼ぶストーリーになると思います。
「どうする家康」ではバーチャルプロダクションという大きなLEDディスプレイに背景などを映し、手前に緻密な美術セットを組んで撮影しています。ハリウッドでは使われ始めていますが、日本の連続ドラマで本格的に使用するのは初めての挑戦で、撮影も「どうする」の連続です。しかし、この技術を使うことで、いつでも雨を降らせることができるし、薄暮(はくぼ)のシーンも時間をかけて撮影することができます。近年増えてきているゲリラ豪雨や熱中症のリスクなどで撮影ができなくなることもありません。
リアルとデジタルを組み合わせることで、ロケでは撮影できないような新たな世界観が生み出され、脚本やお芝居の幅が広がります。
皆さんにワクワクしてもらえるようなドラマを作っていきます。
各自治体などから集まった“家ジョ”たち
※撮影時のみマスクを外しています。取材会は感染対策を徹底して開催されました。
(広報はままつ2022年9月号掲載)
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