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更新日:2023年2月1日
2月中旬から3月中旬頃の早春、甘い香りと共にかわいらしい花を咲かせる、梅。一足早く春を感じることができるお花見スポットを紹介します。
浜名湖にほど近い、大草山の中腹にある梅園です。園内にある350本の梅すべてが、しだれ梅※。園独自の仕立て方による空へと昇る竜のような形の枝ぶりが魅力です。枝がシャワーのように垂れる中を通り抜ける「梅のシャワートンネル」も人気。クリスマスローズが足元を彩ります。
※しだれ梅:枝が垂れ下がる性質をもつ種類の梅
平安時代初期に弘法大師が建立したと伝わる長楽寺。客殿から200mほど北側にある本堂跡の方へ行くと、石段に沿って梅の木が連なり、まるでトンネルのよう。
地域の人々によって手入れされた白梅は、芳香を放ち咲き誇ります。本堂跡まで石段を登ると、浜名湖が眼下に広がります。
尉ヶ峰(じょうがみね)を中心とする奥浜名湖地域の山並みを望む、のどかな場所にある梅園です。元々は棚田だった土地に梅の木を植えたのが始まりで、今では南なんこううめ高梅など、梅干しや梅ジュースなどに適した品種が植えられています。早春の開花期は園内を自由に散策でき、5〜6月には梅狩り体験ができます。
流水庭園や山の斜面を散策しながら梅の花を楽しめます。滝を背景にしだれ梅を鑑賞できる流水庭園は、園内で一番の撮影スポットとなっています。早春には、水仙や雪割草(ミスミソウ)なども見頃を迎えます。
敷地内にはドッグランが併設されているので、愛犬家の人にもお勧めです。
和風の花が咲くエリア「花かぼく木園」に、およそ100本の梅があります。一重咲きや八重咲きなどのさまざまな品種を鑑賞することができます。
梅コラム 「令和の由来」
元号「令和」は、奈良時代の歌集『万葉集』の梅花の歌三十二首の序文から名付けられました。これらの歌は、梅の花をめでるうたげの席で詠まれました。当時、梅は大陸から渡ってきたばかりの珍しい植物でした。
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