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更新日:2023年2月1日
1月15日(日曜日)に開催された「ご近所あそびコーディネーター養成講座」をレポートします。この講座は全5回で、今回が最終回です。
今回は、和地山公園の集会所に集まり、第4回に開催した「1日限りのプレーパーク」を振り返りながら「コミュニティと公園」について考えました。
まずはじめに、万斛庄屋公園で「1日限りのプレーパーク」を開催してみてどうだったか、お互いの意見を話し合いました
参加者からは、「遊具が無くても、子どもたちは用意された道具の中で思い思いの遊びを創造していた」とか、「遊びを通して学ぶことが大人になってからの生きる力になる」といった意見が聞かれました。
プレーパーク当日にプレーリーダーを務めた塚本岳氏からは、道具の並べ方について、「視覚的に、誰でも使って良いとわかるような並べ方にすると良かった」といったアドバイスが寄せられました。
続いて、東京や埼玉等で「人・まち・自然」を繋ぐお仕事をされている有限会社スマイルプラスの木村智子氏から「こんな場所なら関わりたい!コミュニティを育む公園」をテーマに講義を受けました。
自分たちの想いを実現させるには、立場の違いを乗り越えた「対話が大事」。多様性を意識し、自分たちだけでなく、色々な人も関われるような公共の利益を目指すことが重要です。
コーディネートは、自分がやるのではなく、みんなが動きやすいように促し、繋がりを広げていくこと。そうすれば、コーディネーターも1人で抱え込むことなく、楽しく活動ができます。
そして、それを実現するには、コーディネーターが心に夢を確かに描き、周りを信じて頼り、気長にかまえて待つことが必要だということを学びました。
コーディネーターの役割で最も大切な「つながり」とはどういった輪が考えられるのか。ご近所あそびに関係しそうな人や団体をテーマに、参加者一人一人が自分自身に当てはめて意見を出し合いました。
1.「地元の多様なつながり」・・・隣接住宅、周辺企業、小中学校、空き家・空き地のオーナー、地元の名士、地元クラブ、自治会、小児科、犬の散歩仲間・・・など。
2.「コトでつながるつながり」・・・市役所、体験工房、スポーツ協会、ボーイスカウト、スポンサー企業、マスコミ、インフルエンサー、療育センター、移住コーディネーター
・・・など。
一人では思いつかない候補がいくつもあがり、参加者から共感の声が上がっていました。
講座の最後はグループに分かれ、思い思いの意見を自由に話し合いました。どのグループも特に決まった役割やテーマが無くても話がはずみ、ここでも講座を通した「つながり」ができたと感じました。
講座のレポートは今回で最後になりますが、参加者の今後の活動に注目していきたいと思います。
イベント名 | ご近所あそびコーディネーター養成講座 |
---|---|
日時 |
令和5年1月15日(日曜日) |
場所 |
和地山公園 集会所 |
主催 後援 |
認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター/主催 浜松市教育委員会/後援 静岡新聞社・静岡放送/後援 中日新聞社東海本社/後援 |
イベント 参加者数 |
20人 |
目的 | 公園を舞台に、子どもや若者たちが安心して過ごせる居場所づくりを学ぶ |
対象 | 一般 |
内容 | 講座・交流会 |
問合せ先 | 認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター 電話:053-445-3717 メール:info@n-pocket.jp |
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