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更新日:2023年12月26日
高林住吉地区市民の森は、中央区住吉四丁目と高林四丁目にまたがる緑豊かな緑地です。街なかの貴重な緑地を守るため、地域の方をはじめ市民の皆さまと平成30年度から保全活動を行っています。普段は協議会メンバーだけで活動を行っていますが、今回は保全活動イベントとして、地域の皆さんをお誘いして活動が行われました。作業の様子をレポートします。
この森は、森の中央が谷地になっているため、周囲の雨水が集まりやすい地形になっています。集まった雨水は、谷地の水路へ流れる構造になっています。
このような場所なので、晴れた日でも通路が湿っていることが多いため、協議会の活動で通路脇に人力で簡易側溝(みずみち)をつくり、水を水路まで誘導しています。
落ち葉が舞うと側溝が詰まってしまうので、活動日の度に側溝を清掃されています。担当は、地元建設業・(株)中村組有志の皆さん。
今日は素敵な助っ人を伴って作業されていました。鍬を振る姿が堂に入っていますね。
竹は、地下茎と呼ばれる茎を横に伸ばして広がっていきます。放置しておくと、いつの間にか竹林の面積が広がっています。森を維持していくためには、竹林の管理は欠かせないのです。今回は竹を増やさないため、タケノコを除く作業を行いました。
さっそく、通路上に生えるタケノコを発見。子どもたちが力を合わせて、一生懸命掘り起こしています。あちらこちらで作業が始まると、辺り一面に竹の爽やかな香りが森中に広がります。思いがけず春を感じる日となりました。
普段は15名前後で活動を行っているようですが、本日は40名程の方がご参加されていました。
沢山の人が関わってくれたから、早く作業が進んで嬉しいと話す協議会の皆さん。身近な森で、緑に囲まれ、爽やかな汗を流す休日も素敵な過ごし方だと感じました。
イベント名 |
竹林整備活動イベント |
---|---|
日時 |
令和4年4月16日(土曜日)午前9時30分から正午 |
場所 |
高林住吉地区市民の森 |
主催 |
高林住吉地区市民の森保全・利活用協議会 |
イベント参加者数 |
約40名 |
目的 |
森の保全整備 |
対象 |
主に地域にお住まいの方 |
内容 |
みずみちづくり、竹林整備 |
参加者の声 |
散歩していて気になっていた森だった。参加できてよかった。 |
問合せ先 |
高林住吉地区市民の森保全・利活用協議会 |
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