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更新日:2021年12月5日

常任委員会の状況(常任委員会での2年度決算の審査の概要)

常任委員会での2年度決算の審査の概要です

決算の審査については、決算審査特別委員会を設置して集中的に審査する予定でしたが、今年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、3密を避けるため各常任委員会で分割して審査しました。

総務委員会

オープンデータプラットフォーム構築事業について

質疑

本事業による事務改善の効果は。

答弁

1つの入力作業により、ホームページ、LINE及びAIスピーカーによる情報発信が可能となり、作業時間の短縮につながった。また、当該プラットフォームを介し、LINEの市公式アカウントによる全庁の一元的なサービス展開が可能となり、数百万円単位でランニングコストを削減できた。

春野医療MaaSプロジェクトについて

質疑

実証実験の成果と課題は。

答弁

移動が困難な患者への支援策として、ごみ減量天下取り大作戦について移動診療車によるオンライン診療の有用性が確認できた。一方、対面診療と比較してオンライン診療の診療報酬が低いことや、看護師などの医療機関関係者の負担が増加するという課題を認識した。

調達運営事業について

質疑

入札不調・不落の状況とその対策は。

答弁

物品購入では8082件中21件、率として0.26%、建設工事では1011件中117件、率として10.9%が不調・不落であった。対策として、物品購入では、適正な予算措置など、また、建設工事については、発注時期の平準化による、技術者不足の回避に取り組んだ。

厚生保健委員会

コミュニティソーシャルワーカー配置支援事業について

質疑

コミュニティソーシャルワーカーの活動内容は。

答弁

他の相談支援機関で対応できず、制度のはざまの問題を抱える世帯への支援や、生活福祉資金特例貸付の受付窓口となっている社会福祉協議会と相談者との橋渡しなどを行っている。

介護人材確保事業について

質疑

介護職員キャリアアップ支援事業の実施状況は。

答弁

5つの研修のうち、新型コロナウイルス感染症の影響で、介護支援専門員更新研修、主任介護支援専門員研修、生活援助従事者研修は実績がなかった。また、介護職員初任者研修は15人、実務者研修は121人が受講している。実務者研修はコロナ禍の中でも元年度を上回る受講があり、非常に向上心を持って受講されていると考えている。

質疑

介護人材の地域への定着について追跡調査を行ったのか。

答弁

研修を受講した介護職員の追跡調査を実施したところ、離職率は4.6%であり、元年度の介護労働実態調査で、全国の介護職員の離職率が14・9%であったことを考えると、一定の離職防止効果が表れていると考えている。

環境経済委員会

ごみ減量天下取り大作戦について

質疑

取組の総括は。

答弁

ごみ減量の自発的行動を促すため、30年度からの3か年で生ごみダイエット作戦、雑がみ救出作戦、モッタイナイ作戦など各種啓発事業を行ったが、コロナ禍などの影響もあり、家庭ごみの市民1人1日当たりの排出量の目標は達成することができなかった。また、広聴モニターに対するアンケートでは、ごみの減量と資源化に関心がある人の割合が約8割となるなど、意識啓発は図ることができたが、一人一人の行動変容にまでつながっていないことが今後の課題と考えている。

スマート農業推進事業について

質疑

スマート農業機器の購入費に対する補助金交付の成果は。

答弁

水稲生産者がジャンボタニシの駆除にドローンを活用した事例では、作業時間を9割削減できた。また、当該生産者は地域のジャンボタニシ駆除にも協力するなど、地域へのスマート農業の効果波及にも貢献している。

ドローンによるジャンボタニシ駆除の様子
ドローンによるジャンボタニシ駆除の様子

建設消防委員会

浄化槽助成事業について

質疑

汚水衛生処理率の目標値と実績は。

答弁

2年度末の目標値が91.6%であるのに対し、実績は87.7%であり、未達成の状況であった。これは、合併処理浄化槽の増設が目標の1300基に届かなかったことが主な要因である。

都市計画図等管理事業について

質疑

GIS(地理情報システム)のデータ化により、どのような成果が得られたか。

答弁

ホームページから常に最新の都市計画情報を取得できるようになったことで、市民の利便性が向上し、2年度には8万764件のアクセスがあった。また、職員の窓口業務の効率も上がり、事務改善につながった。

消防団活動事業について

質疑

2年度の消防団退団者289人のうち、159人は入団後5年以内の退団者であるが、退団の理由は把握しているか。

答弁

退団の理由は自己都合という報告を受けているが、潜在的には家庭と消防団活動の両立が難しいなどの声は聞いている。そこで、現職消防団員に実施したアンケートの結果を踏まえ、適切な処遇改善に取り組んでいく。

訓練に励む消防団員
訓練に励む消防団員

市民文教委員会

空家対策事業について

質疑

決算額が元年度から増加した理由は。

答弁

2年度から空き家所有者への除却費用補助金制度を新設した。また、略式代執行の危険除去について、元年度は塀のみを除去したが、2年度は建物全体を除去したためである。

不登校児童支援推進事業について

質疑

校内・校外適応指導教室の利用者数と、事業の評価は。

答弁

2年度の不登校児は新規が691人、継続が781人であったのに対し、校内適応指導教室の利用者は275人、校外適応指導教室の利用者は140人であった。そのため、不登校児の受け皿となる適応指導教室のさらなる拡充を進める必要があると認識している。

いなさ人形劇まつり事業について

質疑

新型コロナウイルス感染症の影響から、ウェブを活用した無観客でのライブ配信を行ったが、どのような効果があったのか。

答弁

通常開催の観劇者数約3900人に対し、ライブ配信では2日間で延べ2万4561人と約6倍の視聴があった。このため、今後のさらなる集客に向け期待の持てる新たな仕組みが実施できたと考えている。

ライブ配信で開催された いなさ人形劇まつり
ライブ配信で開催された いなさ人形劇まつり

1 普通会計決算

普通会計は、他都市との比較のために用られるもので、本市では一般会計と特別会計の一部。

普通会計決算内訳

2 決算額(全会計)

単位:億円

  R2 R1 増減
一般会計 4,405 3,497 908
特別会計 2,139 2,133 6
企業会計 706 674 32
7,250 6,304 946

3 市債残高(全会計)

単位:億円

  R2 R1 増減
一般会計 2,575 2,550 25
特別会計 20 23 △ 3
企業会計 1,848 1,910 △ 62
4,443 4,484 △ 40

※「浜松市の財政のすがた 令和2年度決算の状況」より
※各項目で四捨五入しているため合計欄は一致しないことがあります。

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浜松市役所議会事務局調査法制課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2513

ファクス番号:050-3730-5218

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