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更新日:2021年5月5日

紙上美術館No.173

遠州の民藝展

「釣鐘(つりがね)時計」江戸時代
国立科学博物館所蔵
~浜松市美術館「遠州の民藝展」より~

民衆的工藝(こうげい)を意味する民藝という言葉を生み出した柳宗悦(やなぎむねよし)による座談会が、昭和2年1月に尾張町の中村精(なかむらせい)の別荘で行われ、浜松における民藝運動が始まった。中村は座談会の参加者の1人である内田六郎(うちだろくろう)とともに、柳を有玉の高林兵衛(たかばやしひょうえ)邸に案内し、古民家と和時計のコレクションを紹介した。和時計とは、昼と夜をそれぞれ6等分して時間を表す日本独自の時計であり、江戸時代に用いられていたが、明治5年に日本が1日24時間制を採用すると使用されなくなった。高林コレクションの一つである本作品は、釣鐘(つりがね)の中に文字盤と時間を知らせる仕掛けが施されている。高林と交流のあった益田孝(ますだたかし)(三井財閥の重鎮)が、昭和4年の茶会で書院に飾った記録が残る。柳は「其時計のコレクションは正に天下一」と高く評価し、日本独自の科学的な研究に基づく工藝品の一つとして、民藝品に位置づけた。現在、国立科学博物館の常設展示室に展示されており、今回の浜松市美術館で開催される「遠州の民藝展」で里帰り展示を行う。

浜松市美術館「遠州の民藝展」
5月15日(土曜日)から6月27日(日曜日)まで開催

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