浜松のトマトってなんでおいしいの
トマトのヒミツ
ヒミツ1
浜松の自然が育てる真っ赤なトマト
温暖で日照時間の長い浜松では、大正時代からトマト栽培が始まりました。
都田のまるたか農園さんでは、この農業に最適な気候と三方原台地の赤土、きれいで豊富な地下水を活用して、約30年前からトマトを作っています。
栽培はビニールハウスの中で、地面に直接植える土耕(どこう)栽培が中心。
ハウス内でのきめこまかい温度管理と、土の中のさまざまな微生物の力によって、コクのある甘くて真っ赤なトマトが生まれるのです。
トマト1
ヒミツ2
トマト2
一番おいしい完熟の状態で出荷
まるたか農園さんではミニトマトを中心に大玉トマト、中玉トマトを栽培しています。
7月~9月頃に苗をハウスに定植。成長してきた茎は誘引(ゆういん)といって、ひもを使って支えながら、長く伸ばしていきます。
花が咲いたら、ハウス内にマルハナバチという蜂を放して受粉してもらいます。やがて次々に実り始め、10月末~6月末ごろまで順次収穫。
木で完熟したものが一番おいしいので、まるたか農園さんではしっかり色づいた完熟トマトを出荷しています。
トマト2
ヒミツ3
ユニークな「ハピフルとまと」は海外でも人気
まるたか農園さんではもうひとつ、「ハピフルとまと」という笑顔やハートマークなどがついた楽しいミニトマトを作っています。これは子どもたちに喜んでもらえるトマトを作りたいという思いから生まれた、世界でここだけのオリジナル。
マークは自然由来の製法でつけられていますから、安心安全です。シンガポールや香港にも輸出されており、浜松発のユニークなトマトが、さまざまな場所に笑顔の輪を広げています。
トマト3
ヒミツ4
トマト4
栄養たっぷり!生もチーズ焼きもおいしいね
果肉がかたくしっかりしていて、おいしさがギュッとつまったトマトは、生でそのまま食べても、チーズをのせて焼いたりしてもグッドです。
トマトはリコピンやビタミンC、βカロテンなどさまざまな栄養素があり、体の調子を整え、美容によいといわれています。
買ってきたら冷蔵庫に入れがちですが、真夏でなければ常温の涼しいところに置いておいた方がおいしく食べられます。
トマトの見分け方は、色ツヤの良さはもちろん、持った時にかたくてヘタがしっかりしているもの。そして、おしりのところからスターマークと呼ばれる白い線が放射状に出ているものが甘くて味の濃いトマトです。表面に白い小さなツブツブがあることがありますが、これは無い方がよいですね。

(2022年度取材・掲載)
トマト4
ヒミツ5
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今回の取材先:まるたか農園
http://www.marutakafarm.com/
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