親うなぎ放流事業
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ヒミツ1
うなぎが食べられなくなる!?
全国屈指のうなぎの産地として知られる浜名湖。
しかし現在、うなぎの生産量が浜名湖も含め全国で減少しています。
これは、私たちがうなぎを食べることにどのように影響するのでしょうか。
私たちが食べているうなぎは、うなぎの赤ちゃんである「シラスウナギ」を1匹1匹育てて大きくしたものです。シラスウナギを育てる養鰻業者(ようまんぎょうしゃ)が、半年間、餌を与え、病気にならないように大切に育て、飲食店に売ります。
さらに、お店でうなぎを調理して蒲焼きにする職人さんの「串打ち三年・割き八年、焼き一生」と呼ばれる磨き上げられた技術により、美味しいうなぎが完成して私たちが食べることができています。
しかし現在、うなぎの赤ちゃんである「シラスウナギ」の数が減少傾向にあります。
このシラスウナギが少なくなると育てるうなぎも少なくなってしまうため、結果的にお店で食べるうなぎが少なくなり、うなぎを食べる機会が減ってしまうかもしれません。
そこで、うなぎの資源を守るために実施されているのが「浜名湖発親うなぎ放流事業」です。
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ヒミツ2
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親うなぎ放流事業とは?
親うなぎ放流事業は、産卵が可能な大きさまで育った「親うなぎ」を遠州灘へ放流する取り組みです。舞阪漁港から親うなぎを積んで出港し、冬に数回に分けて、親うなぎを海へ放流します。
うなぎは日本から約3,000km南にあるマリアナ海溝で産卵するとされ、放流されたうなぎから生まれた赤ちゃんがシラスウナギとなって天竜川や浜名湖に戻ってくると考えられています。
この事業は、「うなぎの自然繁殖の後押し」「将来のうなぎ資源の保護」を目的に、漁業組合(ぎょぎょうくみあい)や養鰻業者(ようまんぎょうしゃ)をはじめ、浜松市や湖西市、静岡県が協力し、「浜名湖発親うなぎ放流事業連絡会」として実施しています。
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ヒミツ3
うなぎが生まれてから浜名湖に来るまで
では、親うなぎがマリアナ海溝にたどり着いて生まれた赤ちゃんは、どうやって浜名湖まで戻ってくるのでしょうか。うなぎの一生の謎に迫っていきましょう。
まず、マリアナ海溝の深さ約200mで生まれたうなぎの赤ちゃんは、4から5か月ほどかけて体長約60mmの、シラスウナギになります。そして、マリアナ海溝から海流に乗り、約3,000kmの旅をして浜名湖や天竜川の河口付近にたどり着きます。そこでさらに成長したうなぎが再びマリアナ海溝に戻り、卵を産むというサイクルが生まれます。私たちが食べているうなぎは、海流に乗って浜名湖付近に来たシラスウナギを捕って、豊富できれいな地下水を生かしたうなぎ専用の池「養鰻池(ようまんいけ)」で育てられた「養殖うなぎ」です。
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うなぎの食文化を守るために
「浜名湖発親うなぎ放流事業連絡会」が結成されて以来、過去13年間に8,000尾以上の親うなぎを放流しています。この事業は漁業関係者や周辺自治体の支援にとどまらず、市内外の支援者による浜名湖うなぎを守っていくクラウドファンディングを通じた賛同と支援を得ています。
浜松・浜名湖のうなぎは、大事に育まれてきた食文化であり、浜松・浜名湖を代表する観光資源でもあることから、守るべき大切な地域の誇りと考えています。
これからも私たちは、浜松・浜名湖のうなぎを守り続けるために、放流事業をはじめ、様々な支援を行っていきたいと考えています。
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旗
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浜名湖発 親うなぎ放流連絡会
https://unagihouryu.com/
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