午前0時から午後12時まで、市場は24時間眠らないよ
浜松市中央卸売市場の開場時間は、午前0時から午後12時まで。つまり、営業時間は24時間です。
南北に長い市場の建物は、中央棟をはさんで北側が青果棟、南側が水産棟です。
まず、前の日の夕方から朝の5時ごろまでに、全国各地から大型トラックなどで届いた農産物や魚介類が、卸売場内に運び込まれ、そのすぐ後にせりが行われます。
せり売りのほかに「相対売り」という売り手と買い手の話し合いで値段を決める方法でも販売され、2時間ほどの間にその日の出荷物はすべて取り引きされます。
商品は市場の中の仲卸業者の店で買出人に販売されたり、市場外の販売先に運ばれたりして、私たちのもとにとどくのです。
(2023年11月取材)