浜松のイチゴってなんでおいしいの?
浜松のイチゴのヒミツ
ヒミツ1
いちごは暖かくて雪の降らないところが好き
日照時間が長くて雪が降らない浜松は、いちごの栽培に適しています。露地栽培することもできますが、ハウス栽培では寒い時期からいちごを出荷することができます。市内にはいちご狩りのできる観光農園も10ヵ所以上あり、冬から春にかけては摘みたてのおいしいいちごが楽しめます。浜松では温暖な気候を生かして、これからもいちご栽培の発展が期待できます。
ヒミツ2
静岡県で生まれた品種もいろいろ!
浜松で作られているいちごは、「章姫」と「紅ほっぺ」が主流です。どちらも静岡県で生まれた品種で、章姫は甘くて柔らかい果肉が特徴。紅ほっぺはしっかりした果肉で、甘味と酸味がほどよく調和しています。そのほか、名前の通りに独特の香りが口いっぱいに広がる「かおり野」、甘味、酸味、風味が四つ星級に美味という「よつぼし」など、魅力的な品種のいちごが作られています。
ヒミツ3
丁寧にやさしく育てているよ
ビニールハウスの中では冬から春までおいしいいちごが次々実るように、さまざまな工夫がされています。寒い時期にハウス内の温度を上げて早く色づかせると株が疲れてしまうので、温度を調整してゆっくり色づくようにしたり、一つ一つの実に栄養がしっかり行くように小さい実を摘んだり。葉も適宜減らして風通しを良くします。虫は見つけたら即駆除。もしハウスの中に鳥が入ったら速やかに追い出すなど、細かく気を配ってだいじに育てています。
ヒミツ4
完熟いちごが味わえるいちご狩りの楽しみ方
摘みたてのいちごを心ゆくまで味わえるいちご狩り。最近は高い位置で栽培する高設栽培が主流なので、バリアフリーで楽しめます。完熟したいちごの見分け方は、ヘタが反り返り、ヘタの下まで赤くなっていること。表面のツブツブも赤くなっていたら間違いありません。いちごは先の方が甘いので、ヘタを取って上から食べると全部甘く食べられます。はじめはいちごだけを味わい、次にミルクをつけて食べると味の変化が楽しめます。注意したいのは、いちごの摘み方。真下に引っ張ると根元から抜けてしまうので、実のつけ根を持って上に持ち上げる感じで摘むのが正解です。
※いちごの生産上の分類は「やさい」ですが、普段、くだものとして扱われることが多いため「くだもの」のカテゴリーに掲載しています。

(2021年度取材・掲載)
ヒミツ5
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