まっすぐエネルギーになるすぐれもの でも、赤ちゃんにはあげないでね
はちみつの成分は約80%が糖分、20%が水分。そのほかにさまざまなビタミン、ミネラル、酵素(こうそ)など体の働きを助ける栄養素がふくまれています。
はちみつの糖分は体に負担なくそのまま吸収されるため、優れたエネルギー源となり、スポーツの栄養補給などに向いています。
はちみつの栄養素は熱を加えると失われてしまうものが多いので、ヨーグルトに入れたりパンにつけたりしてそのまま食べるのがいちばん。固まった場合は、沸騰して火を止めたお湯に容器のフタを開けたまま入れて、はちみつをかき混ぜてとかしてください。
また、はちみつにはボツリヌス菌という細菌がいることがあり、おなかの環境(かんきょう)が未熟な赤ちゃんは病気になることがあります。はちみつは1歳を過ぎてから食べるようにしましょう。
(2022年度取材・掲載)