浜松のクラウンメロンってなんでおいしいの
浜松のクラウンメロンのヒミツ
ヒミツ1
クラウンメロンって、どんなメロン? 浜松では、どうして栽培が盛んなの?
メロンというと思い浮かぶ、黄緑色の表面にあみ目のもよう。これはマスクメロンというメロンの特徴です。
静岡県は温室栽培のマスクメロンの生産が日本一ですが、その中でも最高級のブランドが「クラウンメロン」。
クラウン(王冠)の名前のとおり、豊かな香り、上品な甘さ、ジューシーでとろけるような果肉、そして美しい姿、すべてがナンバー1の、まさに王様のメロンです。
暖かくて晴れた日が多い県西部は栽培に適していて、浜松ではクラウンメロンをたくさん作っているのです。
クラウンメロンの栽培写真
ヒミツ2
メロン栽培の傾斜をつけた高床
クラウンメロンはこんなところで作っているよ。
太陽が大好きなクラウンメロンは、ガラスの温室で作ります。
温室の特徴はまず、南側の屋根が広く、冬でも光がたっぷり入ること。北側の列ほど高くなるように植えられていて、奥の方の葉にも光が当たるように工夫されています。
次に、地面から離れた高床で栽培していること。地面に根が張っていないから、水分や養分を自由に調整でき、栽培が終わった土の消毒もしやすいのです。
そして、温水が通る管で土を温め、エアコンで空気を温めたり冷やしたりするハイブリッド方式で、季節に合わせた温度調整をしています。だから1年中栽培することができ、一つの温室で年に4回収穫しています。
メロン栽培の傾斜をつけた高床
ヒミツ3
1本の木に、たった一つの実。 だいじにだいじに、育てているんだ。
クラウンメロンは収穫まで約100日。
静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所の古橋豊次さんの農園には7つの温室があり、それぞれに成長段階の違うメロンが育っています。
種から芽が出て、苗になる温室。高床の土に植えて成長中の温室。
雄花が咲いて、将来メロンになる雌花が出てくる温室。ここで、良い雌花を3つだけ残してほかは摘んでしまいます。
そして、雄花の花粉をつけて小さな実ができたら、一番いいものだけを残してほかの2つも摘み取ります。
1本の木にたった一つの実だけ。木の全パワーを集中し、温度や水や養分に細かく気を配ってだいじに育てるから、最高のクラウンメロンになるのです。
生長途中のメロン
ヒミツ4
メロンをおいしく食べよう
つるが枯れてきたら食べごろ。 少し冷やすとおいしいよ。
マスクメロンは収穫してから熟していくので、箱から出して常温で保存してください。
食べごろの日が書いてあることが多いけど、もしなかったら、T字型のつるが枯れてきて、お尻のところを軽く押すと、ほんの少し柔らかく感じるころが食べごろです
食べる2~3時間くらい前に冷蔵庫で冷やすとおいしくいただけます。あみ目がきれいでしっかりしていて、つるが太いメロンがいいメロン。
クラウンメロンにはGAVA(ギャバ)という栄養素が多く含まれていて、ストレスをやわらげ高血圧を予防する効果があるといわれています。
※メロンの生産上の分類は「やさい」ですが、普段、くだものとして扱われることが多いため「くだもの」のカテゴリーに掲載しています。
メロンをおいしく食べよう
ヒミツ5
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静岡県温室農業協同組合 クラウンメロン支所
http://www.crown-melon.co.jp/
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