浜松のブルーベリーってなんでおいしいの
ブルーベリーのヒミツ
ヒミツ1
1月の出荷は日本で一番早いかも!?
浜松では2000年代に入ってからブルーベリー栽培が始まりました。
丸浜柑橘農業協同組合連合会(以下、丸浜柑橘農協連)では、2006年に重油の値段が上がってハウスみかんの栽培をやめる農家が増えた時期に、ブルーベリーの栽培も始めました。これをきっかけに農業を始めた若い人も多く、現在は20軒以上の生産者がブルーベリーを栽培しています。
ブルーベリーは夏に実るフルーツですが、浜松では温暖で日照時間の長い気候を生かしたハウス栽培で、1月から収穫が可能。日本一出荷の早いブルーベリーかもしれません!
県内はもとより東京、大阪、名古屋などに出荷されています。
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ヒミツ2
ブルーベリー2
浜松ブルーベリーはとっても大粒でジューシー
丸浜柑橘農協連では、オーストラリア生まれのユーリカという大玉で収穫時期の早い品種をおもに作っています。直径が2センチ以上、100円玉くらいにもなる大粒の実は、皮がパリッとして、甘くジューシーな食べごたえ。
サザンハイブッシュ系という系統で、種がほとんど感じられなくて口あたりがよいのが特徴です。
ちなみに「ユーリカ」とはギリシャ語で「発見!」という意味だそうです。名前のとおり、見た目も味も食感も発見と驚きいっぱいのブルーベリーですね。
ブルーベリー2
ヒミツ3
一つひとつ、ていねいに手でつんで収穫
ブルーベリーは10~25度くらいに設定されたビニールハウスで栽培しています。1月から収穫が始まると次々に実り、7月くらいまで収穫が続きます。
その後、次のシーズンに備えて枝を剪定したり消毒したりして木を整え、ハウスの中では11月頃から花が咲き始めます。
ブルーベリーは違う品種がないと実ができないという性質があるので、ハウスの中では授粉用の別の品種も育てています。そこにマルハナバチというハチを放して受粉させるのです。
花は2~3ヵ月で実になり、1月ごろからまた収穫というサイクル。花が枯れたら花がらをつみ、実も一つひとつ熟し具合を見ながら手でつみます。ハウスの温度もこまめに管理。ていねいな作業と気配りでおいしいブルーベリーが育てられているのです。
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ヒミツ4
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浜松ブルーベリーの栄養とおいしい食べ方は?
ブルーベリーに含まれているアントシアニンという栄養素は、ポリフェノールの一種で、眼の健康によいといわれています。また、ビタミンEや食物繊維も多く、生活習慣病の予防や便秘の解消などの作用もあるとされています。
大粒でジューシーな浜松ブルーベリーは、そのまま生でフレッシュな味を味わうのが一番。鮮度が大事ですから、買ってきたら冷蔵庫に入れて、食べる直前に洗ってください。
食べきれなかった分は冷凍すると、生とはまた違うシャリッとした食感が楽しめます。ヨーグルトやアイスクリームなどにのせるとおいしいですよ。
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ヒミツ5
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今回の取材先:丸浜柑橘農業協同組合連合会
https://www.kankitsu.com/
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