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更新日:2024年5月23日
浜松市は、市の中で全国2位の約1,558平方キロメートルと広大な面積を有しており、海、川、湖、山などの沿岸部から都市部、中山間地域と多様な環境条件で構成されています。市民生活基盤のインフラも広大な市域に面的に整備され、約8,500キロメートルの道路延長から推測できるように、橋梁、トンネルなどをはじめ、多くの様々な道路施設を管理しています。
これら道路施設の多くは、高度経済成長期以降に集中的に建設されており、今後、施設の老朽化が急速に進行し、一斉に修繕や更新の時期を迎えることが予想されます。また、昨今の激甚化・頻発化する自然災害に対して確実に対応するとともに、迫りくる南海トラフ巨大地震等に備えるため、災害時においても、救急救命・救援物資の運搬を支える、市民の命を守る生命線としての役割も期待されています。
そこで、浜松市が管理する道路施設(道路保全事業)において、防災・減災、老朽化対策に資する道路管理の最適化を図ることを目的として、道路施設管理基本方針を策定しました。将来に向けて、中長期的な視点から、道路管理の最適なシナリオを描くことで、持続可能な管理を実現するだけでなく、常に安全・安心、快適な道路を提供するとともに、良好な道路を次世代へ継承していくことを目指します。