緊急情報
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更新日:2025年8月8日
道路啓開(どうろけいかい)とは、地震や津波などの大規模災害発生時、人命救助や物資輸送を行う緊急車両の通行を確保するために、道路に散乱した瓦礫を撤去したり、放置車両を移動させたりする作業のことです。特に、人命救助のための72時間の壁を意識し、緊急輸送道路(※注)の啓開を優先的に行う必要があります。
(※注)緊急輸送道路とは、大規模災害発生時に、人命救助や物資輸送など、緊急車両の通行を確保する必要がある重要な道路のこと。
浜松市では、国土交通省中部地方整備局を中心とする中部地方幹線道路協議会道路管理防災・震災対策検討分科会の構成員として、同分科会が定める中部版「くしの歯作戦」に基づく静岡県道路啓開計画(策定は静岡県小分科会)、静岡県西部地域道路啓開オペレーション計画(策定は静岡県西部地域道路啓開検討会)の策定及び改定に参画しています。大規模災害発災時には、この計画に基づき、国や県などの道路管理者、および消防、警察、建設業協会等の関係機関と連携して道路啓開に取り組むこととしています。
中部地方幹線道路協議会_道路管理防災・震災対策検討分科会「中部くしの歯作戦」(別ウィンドウが開きます)
浜松市では、「公共施設に係る災害時における応急対策業務に関する協定」を締結している一般社団法人浜松建設業協会と合同で道路啓開実働訓練を毎年開催しております。
訓練の主な内容は以下のとおりです。
1.道路啓開対象道路の区間指定をするための手順の確認及び告示看板の設置訓練
2.実動作業(土砂崩落撤去、放置車両移動)
3.夜間作業を想定した照明車出動訓練(浜松河川国道事務所への応援要請)
過年度の訓練の様子を浜松市土木部のyoutubeチャンネル「PV土木_in_Hamamatsu」で公開しておりますので是非ご覧ください。
PV_土木in_Hamamatsu(別ウィンドウが開きます)
令和7年度の道路啓開実働訓練は以下の日程・会場で開催予定です。
訓練は一般公開しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧ください。
日程:令和7年11月1日(土曜日)13時30分から
会場:浜名湖ガーデンパーク駐車場
(※注)詳細は別途ご案内いたします。