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更新日:2025年1月14日
懐山のおくない、ふところやまのおくない(浜松市天竜区懐山)
平成6年12月1日、国指定重要無形民俗文化財
懐山のおくないは、数百年前から懐山に伝わる修正会(中世に各地で隆盛した寺院の正月行事)の一種で、1月3日に村の泰蔵院(たいぞういん)で行われる民俗芸能で、その年の安全、五穀豊穣、子孫繁栄などを祈る20余の舞が上演されます。
「鬼の舞」、「獅子の舞」など隣接する浜松市浜名区引佐町の「川名のひよんどり」、「寺野のひよんどり」との共通点が多く、これらは一括して、『遠江のおくないひよんどり』として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
抜粋して紹介します。
三三九度の盃
冷酒を3杯飲み、ご飯を一口食べます。
伽藍様の祭り
コウシバの葉を1枚ちぎり、口にくわえて屋外の伽藍様(小さな祠)に移動します。三三九度の盃。冷酒を3杯飲みご飯を一口食べます。筵を敷いて太鼓を置き、1人が神歌を唱えながら舞います。
三ツ舞
鈴と扇を持って3人が舞います。
片剣の舞
刀を持って舞います。地面を突く動きで五方、中空を突き五方、天空を突き五方に舞います。
猿追い
猿面を左耳の上に鉢巻でとめて、3人が舞います。「ホイ、ホイ、ホイ」と肘を打つ舞を五方に繰り返します。
動画(しずおか無形民俗文化財ナビ)(別ウィンドウが開きます)
浜松市無形民俗文化財保護団体連絡会が作成し、懐山地区に配布した資料です。
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