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更新日:2024年6月6日
ヒラシロ遺跡
ひらしろいせき
(浜松市天竜区熊)
平成4年3月27日、市指定史跡
ヒラシロ遺跡は、縄文時代中期後半から後期中頃(約4000~4500年前)の遺跡で、傾斜が緩やかな南向きの山腹にあります。
平成4年1月のほ場整備工事中に縄文土器などが見つかったため、発掘調査が実施されました。調査により石囲い炉1基と、その周囲から貯蔵穴とみられる土坑1基、柱穴とみられる小穴12基が発見されたことから、住居跡の存在が確認されました。
これは、北遠地域では唯一の縄文時代住居跡の確認例です。
出土遺物は縄文土器と石器で、南信州や関東地方などで作られる形のものがあることから、他地域との交流をうかがうことができます。
発掘調査後に遺構は埋め戻されて、その横に復元住居やガイダンス施設が整備されており、現在は「ヒラシロ遺跡公園」として、公開されています。
※公園は常時開園。ガイダンス施設は土・日曜日・祝日にご覧いただけます。お問い合わせはこちらまで。
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