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更新日:2025年5月28日
犬居のつなん曳
(浜松市天竜区春野町)
昭和41年、市指定無形民俗文化財
市指定無形民俗文化財の「犬居つなん曳」は天竜区春野町堀之内の犬居地区で毎年5月5日に行われる、気田川の氾濫を防いだ龍の伝承に由来する祭礼です。蛇体と呼ばれる龍を模した竹を加工した担ぎ物を地域内で引き回し、最後に犬居橋から気田川に納めて終わります。
今年の犬居のつなん曳は、地元生まれでお祭りを機に帰省した方やお祭りを応援したいという思いで参加された方が4名加わって開催されました。
これまで、蛇体の目に蓮華の花を使用していましたが、今年は採取できなかったということで、初めてツツジの花を使用しました。
また、コロナを機に感染症対策として蛇体の頭部を台車に載せ、間隔を取りながら引く形式で行われていて、今年も、河原から犬居地区内引き回しまでは蛇体の頭部を台車に載せて曳きました。終盤、犬居橋手前から気田川へ納めるところは蛇体の頭部を担ぎ、龍勢社のメンバーが力を合わせる場面が見られました。
午後5時、熱田神社参拝
川原に移動して蛇体を仕上げます。今年はツツジの花で目を入れました。
町内引き回し
午後8時頃、気田川へ蛇体投げ入れて納めました。
ゆったりと、泳ぐ龍のごとく川を流れ下っていきました。
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