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更新日:2023年11月15日

犬居つなん曳

犬居つなん曳 (浜松市天竜区春野町)
昭和41年 市指定無形民俗文化財

市指定無形民俗文化財の「犬居つなん曳」は天竜区春野町堀之内の犬居地区で毎年5月5日に行われる、気田川の氾濫を防いだ龍の伝承に由来する祭礼です。蛇体と呼ばれる龍を模した竹を加工した全長40mにもなる担ぎ物を地域内で引き回し、最後に犬居橋から気田川に納めて終わります。

令和5年5月5日、開催されました

今年の犬居つなん曳は、昨年に引き続き、感染症対策を検討し、例年のように蛇体を大人数で担ぐのではなく、ひと回り程小さくした蛇体を台車に載せ間隔を取りながら引く形式で行われました。また今年は、祭の主催者である龍勢社メンバーの法被を新調し、近年発見された古くから継承されていた「イヌイ」の文字を散らした意匠が再現されました。
熱田神社内の諏訪神社へ参拝を済ませた龍勢社のメンバーは、川原へ移動すると、蛇体に蓮華の花で目を入れました。川原を出発した蛇体は地区の西へ向かって折り返し、地域住民が待つ地区の中心を通って公会堂に到着。公会堂で30分程の休憩をとり、(地域の北東に位置する)犬居橋へ向かい、橋の中ほどから気田川の下流へ向けて蛇体を投げ入れ納めました。
道路には、地域の住民が次々に出てきて、引き回しを待ちわびていたかのように見物、和やかな雰囲気の中に包まれていました。
休憩中の公会堂では笛と太鼓のお囃子が行われ、子供たちが周囲で熱心に見ていました。気田川への投げ入れ後、公会堂に戻った際には子供たちが楽しそうに太鼓を叩いていました。

午後5時 神社参拝
神社参拝

川原に移動して蛇体の仕上げ

川原に移動して蛇体の仕上げ

午後6時 地区の中心を通り公会堂に向かう

地区の中心を通り公会堂に向かう

午後7時30分頃 気田川へ蛇体投げ入れ

気田川へ蛇体投げ入れ

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〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:053-457-2563

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