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更新日:2025年6月19日

横尾歌舞伎

横尾歌舞伎
よこおかぶき
(浜松市浜名区引佐町横尾)
昭和49年4月18日、県指定無形民俗文化財

江戸時代前期から伝わる素人農村歌舞伎です。最古の記録は寛政6年(1794年)となっています。役者はもとより、三味線弾き、浄瑠璃、化粧、着付けにいたるまですべて地元の人の手により運営されています。

白岩地区は白岩狂言、横尾地区は横尾狂言として行われていました。横尾地区には常設舞台が設けられていたと伝えられ、明治時代には時代を象徴する文明開化にちなんだ「開明座」が回り舞台のある歌舞伎座として建設されました。戦後の一時中断を経て、昭和41年引佐町芸能保存会(現在の横尾歌舞伎保存会)が結成され、昭和49年県指定、平成10年東四村コミュニティセンター開明座(現在の開明座)が建設されました。

数年前より、歌舞伎少年団が結成され、後継者の育成にも努めています。

井伊谷小3年生授業

令和7年6月13日、井伊谷小の3年生50人が横尾歌舞伎伝承館「開明座」を訪れ、横尾歌舞伎について学びました。
横尾歌舞伎保存会の高井会長は、子どもたちからの質問を受けた後、実際に歌舞伎で使用する舞台や資料館を案内しました。

横尾歌舞伎井伊谷小3年生授業

授業終了後、子どもたちから保存会へ感想が寄せられました。

  • 舞台が大きくて驚きました。これからも頑張ってください。
  • 横尾歌舞伎が200年以上前からやっていたことを知り、びっくりしました。歌舞伎を見に行ってみたいと思いました。
  • 人が少ないのに地元の人で頑張ってやっているのがすごいと思いました。
  • 全部自分たちであんなにかっこいい服装を作っているからすごいと思いました。

令和7年5月25日、横尾歌舞伎少年団・少年少女三味線教室入団式

今年度の横尾歌舞伎少年団・少年少女三味線教室入団式が行われました。
今年は、三味線に2人が初参加し、これまでの経験者を含め13人の子どもたちが横尾歌舞伎に挑戦します。
子どもたちから入団のきっかけや頑張りたいことを伺いました。

  • 友達や家族の誘いで参加した。
  • 友達と一緒に楽しく演じたい。
  • 三番叟は後半の鈴を持って片足で動くところが難しいので頑張りたい。

横尾歌舞伎保存会の高井勇会長からは、「一年間、先生のもとで厳しく練習して、10月の定期公演は自信をもって演じてほしい」と激励のあいさつがありました。

2025年定期公演(予定)

日程:2025年10月11日(土曜日)、12日(日曜日)

場所:開明座(浜松市浜名区引佐町横尾)

入場無料

資料

2024年度横尾歌舞伎の記録

2023年度横尾歌舞伎の記録

動画(しずおか無形民俗文化財ナビ)(別ウィンドウが開きます)

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浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:050-3730-1391

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