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更新日:2024年5月14日
◆宝林寺仏殿/ほうりんじぶつでん(浜松市浜名区細江町中川)
昭和56年6月5日/国指定重要文化財(建造物)
宝林寺は寛文4年(1664)、領主の招きに応じた明僧独湛(どくたん)によって開かれた黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院です。気賀・金指両近藤家の菩提寺として栄えました。仏殿は創建時のもので、昭和60年から6年かけて解体修理を行い、創建当初の姿に復元しました。仏殿内には、江戸時代初期に造立された二十九体の仏像(静岡県指定文化財)が安置されています。
◆宝林寺仏殿内の彫刻群
木造釈迦如来坐像及び両脇侍像/もくぞうしゃかにょらいざぞうおよびりょうわきじぞう
木造達磨大師坐像・伝武帝椅子像/もくぞうだるまだいしざぞう・でんぶていいしぞう
木造二十四善神立像/もくぞうにじゅうしぜんしんりゅうぞう
平成23年12月2日/静岡県指定有形文化財(彫刻)
仏殿には、本尊釈迦如来坐像を中心に、両脇侍として阿難・迦葉尊者立像が安置されています。さらに、その向って左に達磨大師坐像、右に伝武帝倚像が、左右の脇壇には二十四善神像が安置されています。釈迦如来坐像は、背面に陰刻銘があり、寛文7年(1667)4月16日に大仏師法橋康祐によって造立されたことが知られています。
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