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更新日:2026年8月28日
いぬいじょうあと
(浜松市天竜区春野町堀之内)
昭和60年3月19日、県指定史跡

犬居城は、標高290mの鐘打山に築かれた戦国期の山城です。犬居城の麓には天竜川の支流・気田川が北東から南西に向けて流れ、犬居城の眼下で平地を形成しています。天竜・浜松方面や袋井・掛川方面へと続く街道がこの平地を通っており、水上交通や陸上交通の要所です。この平地の周囲には北に犬居城、南に若身城山城や堀ノ内城山城、東に平尾城が分布し、重要性をうかがい知ることができます。犬居城を領有した天野氏は、今川氏、徳川氏、武田氏と上級領主を変えています。徳川勢力と武田勢力の軍事的緊張感がなくなった天正年間の初頭頃、犬居城は廃城になったと捉えられます。現地には、堀跡や馬出しなどの城郭遺構が良好な状態で残存しています。
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