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更新日:2024年12月4日

呉松の大念仏

呉松の大念仏
くれまつのだいねんぶつ
(浜松市中央区呉松町)
昭和32年12月25日、県指定無形民俗文化財

毎年8月に初盆の家で行われる遠州大念仏のひとつ。頭(かしら)・双盤(そうばん)・太鼓等に合わせて念仏が唱えられ、お囃子がこれに唱和します。
伝統的な要素をそのまま残し、先祖供養のための宗教芸能という大念仏本来の姿を継承しています。

【沿革】

  • 起源は不明。遠州大念仏と同様、三方ヶ原合戦の戦死者の霊を慰めるという説もあります。(約450年前)
  • 昭和18年、太平洋戦争時の金属回収令により双盤を供出
  • 戦後、再開
  • 昭和32年12月25日、静岡県無形民俗文化財に指定(浜名郡庄内村)
  • 昭和37年頃、後継者不足により活動休止
  • 昭和40年7月1日、庄内村が浜松市に合併
  • 平成7年3月18日、長年の間途絶えていたが、自治会主催により保存会発会式を行い復活に向けて活動を開始
  • 平成11年8月13日、初公演(以後、毎年8月13日に初盆公演)
  • 平成14年8月15日、庄内町宿蘆寺施餓鬼にて公演(以後毎年公演)
  • 令和2年~令和4年、新型コロナウイルス感染症の影響で休止
  • 令和5年、初盆宅の公演を実施、宿蘆寺の公演は台風の影響で中止

令和6年8月15日、宿蘆寺(中央区庄内町)において開催されました

【道中行列】
呉松の大念仏R6-1

【庭周り】
呉松の大念仏R6-2

【大念仏】
呉松の大念仏R6-3
呉松の大念仏R6-4

【服装】
服装は、黒の紋付に黒の三尺帯、頭に手ぬぐいをかぶり、あみ笠(鳥追笠)をつける。白の足袋に草履、手には水色のテコをつけます。
ほとんどの遠州大念仏は上部が丸い菅笠を使用しているが呉松組は三角の鳥追笠を使用しています。
呉松の大念仏R6-5

 

動画(しずおか無形民俗文化財ナビ)(別ウィンドウが開きます)

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お問い合わせ

浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:050-3730-1391

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