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更新日:2024年1月1日
ごうがひらよんごうふん(浜名区都田町)
市史跡(平成17年10月9日指定)
郷ヶ平4号墳は6世紀中頃に造られた古墳で、都田盆地を臨む三方原台地の北端に立地しています。全長26m、高さ2mほどの前方後円墳です。古墳内部(埋葬施設)の詳細は不明ですが、発掘調査によって周囲を堀(周溝)がめぐり、墳丘の上には埴輪が立て並べられていたことがわかりました。
現在、4号墳以外の古墳は墳丘が失われ古墳をみることはできませんが、かつては4号墳のまわりに5世紀後半から6世紀中頃にかけて造られた古墳が複数あり、郷ヶ平古墳群と総称されています。なかでも、3号墳と6号墳は発掘調査により、古墳の周囲をめぐる周溝が発見され、4号墳と同様の大きさの前方後円墳であることが判明しました。また、人物や動物をかたどった埴輪が豊富に出土しました。郷ヶ平古墳群には、都田川中・上流域を治めた地域の有力者とその一族が代々葬られたと考えられます。
3号墳は、5世紀後半に築かれた全長22mの前方後円墳です。郷ヶ平古墳群の前方後円墳の中で最初に築かれました。浜松市内の馬形埴輪で唯一、全体の形をうかがい知ることができます。
6号墳は、3号墳に続いて6世紀前半に築かれた前方後円墳です。猪や鹿、馬、鶏などの鳥、人物をかたどった豊富な形象埴輪が出土しました。
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