緊急情報
ここから本文です。
更新日:2024年5月14日
上島新田組秋葉山常夜灯鞘堂(新田組龍燈)
かみじましんでんぐみあきはさんじょうやとうさやどう (しんでんぐみりゅうとう)
(浜松市浜名区上島)
昭和57年5月22日 市指定有形文化財(建造物)
上島新田組秋葉山常夜灯鞘堂(新田組龍燈)は、明治28年(1895)ごろ、当地の大工棟梁渥美長吉(号は藤原泰根)と永島に住む弟子の伊藤宇作(宇才茂)によって建立されました。構造は、屋根が入母屋造、桟瓦葺で、棟には鯱を載せています。軒の垂木は平行垂木、組物は二手先出組で、四本柱をはじめとする外部は榧材ですが、小屋組は杉材を用いています。南・東・北の3面の下部は榧材の下見張り、上部の連子窓を設けています。欄間には榧材の透かし彫りの彫刻をはめ込んでいます。西面のみ下見板及び連子窓の代わりに杉戸を用いて出入口を設けていますが、欄間彫刻は他の面と同位置にあります。彫刻は、経済的な理由により、建立後、しばらくしてから取り付けられたと言われています。
彫刻の題材
昭和49年に改修が行われ、平成5年には、道路拡幅のため、現在の場所へ移設しました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください