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更新日:2024年6月7日
だいふくじていえん
(浜松市浜名区三ヶ日町福長)
昭和52年3月18日、県指定名勝
室町時代の築庭と伝わる池泉庭園。
江戸時代に、吉田藩(豊橋)の茶頭を勤めた山田宗徧(やまだそうへん)が元禄期に大福寺に滞留し、回遊式の庭園に改修したといわれています。客殿と書院の西側につくられた庭園は、背後の山を利用した築山に、石組によって阿弥陀三尊を表し、右手奥に滝石組みが配置されています。西方浄土を意識した庭園で、築山の手前の池には中島がなく、浄土までの距離の遠さを連想させます。築山の周囲には、池を渡る橋が2か所設けられているほか、左右に鶴と亀の出島が配置されています。
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