更新日：2025年11月28日

ネーミングライツについて

ネーミングライツの導入は、本市の新たな財源を創出し、当該施設の良好な管理運営を維持するとともに、公告活動による施設の知名度向上や、ネーミングライツパートナーの提案する取り組みにより施設の積極的な活用を促進することを通じて、施設の魅力向上、市民サービス向上、地域貢献及び地域経済活動の活性化に役立てることを目的としています。

本市ではネーミングライツを実施するに当たり、下記のとおり「ネーミングライツガイドライン」を策定しました。

• 浜松市ネーミングライツガイドライン（PDF：303KB）

1_ネーミングライツの定義

ネーミングライツは、市と民間事業者等との契約により、民間事業者等が一定期間、市の施設等に「通称」を付与する権利を得る代わりに、市がその対価として契約料等を得る制度です。

なお、この契約により、民間事業者等が、施設等の所有権や運営権等、命名権以外の権利を取得するものではありません。

2_対象施設

★対象施設

スポーツ施設、文化施設、集会施設、公園、道路横断施設など、不特定多数の市民等が利用する公共施設等（及びそれらの一部）

★対象外施設

市役所・区役所等の庁舎、学校、病院等や施設名称の設定に経緯があったもの、施設の性格上、ネーミングライツの導入施設として適当でないと判断するもの 

3_導入方法

(1)施設特定型

市が、施設を特定して、ネーミングライツパートナーの募集を行います。

 

(2)提案型

浜松市発案・提案型官民連携制度を活用して、民間事業者等から提案によりネーミングライツを募集します。

• 浜松市発案・提案型官民連携制度実施要領（PDF：1,409KB）

4_導入の効果

(1)ネーミングライツパートナー

• 通称に民間事業者等の名称や商品名を付与することにより、広告効果が期待できます。
• 市の財源になることは市民等へのサービス向上に寄与し、CSR（Corporate Social Responsibility：企業の社会的責任）を果たすことにつながります。
• 施設との協働事業等を行うことで、地域・社会貢献活動をPRでき、イメージアップを図ることができます。

(2)市民等・市

• 税収以外の歳入増加により、市民サービスの向上につながります。
• ネーミングライツパートナーの広告活動により、施設の知名度等が向上し地域全体のイメージアップや活性化が期待できます。
• 施設利用率の向上により、安定した施設経営に取り組むことが可能となります。
• ネーミングライツパートナーが提案により実施する取組等で、施設の魅力向上、市民サービス向上、地域貢献及び地域経済活動の活性化、施設設置目的の推進につながります。

5_募集施設

歩道橋ネーミングライツ事業について

6_導入施設

浜松市で現在、ネーミングライツを導入しているものは以下の通りです。

（2025年11月1日時点、ネーミングライツ契約を締結しているもの）

施設	通称	ネーミングライツ パートナー	この通称の開始	現在の 契約期間	契約対価 （税抜）
下池川歩道橋	浜松学芸中学校・高等学校下池川歩道橋	学校法人信愛学園	平成26年2月	令和5年2月～令和8年1月	200千円／年
浜松市浜北総合体育館	サーラグリーンアリーナ	株式会社サーラコーポレーション	平成31年4月	令和6年4月～令和11年3月	1667千円／年
浜松市浜北平口サッカー場	サーラグリーンフィールド
はままつフラワーパークUD昇降機施設	To-Flower-Hill Ride	有限会社春華堂	令和2年4月	令和2年4月～令和8年3月	600千円／年
浜松市市民音楽ホール	サーラ音楽ホール	株式会社サーラコーポレーション	令和3年6月	令和3年6月～令和8年5月	3000千円／年
				令和8年6月～令和14年3月	6000千円／年
花川運動公園庭球場	浜松新電力テニスコート （HAMAMATSU ENERGY TENNIS COURT)	株式会社浜松新電力	令和4年4月	令和6年4月～令和8年3月	600千円／年
天竜清掃工場	天竜エコテラス	日鉄エンジニアリング株式会社	令和6年4月	令和6年4月～令和26年3月	500千円／年

関連ページ:浜松市市民音楽ホールネーミングライツ