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更新日:2017年7月31日
公社の基幹事業であるし尿収集業務及び浄化槽清掃業務の業務量は減少しています。平成27年度の経営状況のうち、収益については、し尿収集業務及び浄化槽清掃業務の収益は減少となり、収益全体で減少となりました。一方、費用については、平成27年5月に完成した社屋の建替えに伴い減価償却費が増加しました。
この結果、税引き前で1億5,720万7千円の赤字となりました。
資産は現金預金などの流動資産、基本財産、有形固定資産で、負債は、未払金、退職給付引当金などでバランスシートは次のようになっています。
平成28年3月31日現在
資産 2,380,949千円 |
負債 363,690千円 |
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公社の財産 1 流動資産 960,090千円 2 固定資産 1,420,859千円 (1)基本財産 10,000千円 (2)特定資産 262,657千円 (3)その他固定資産 1,148,202千円 |
これからの負担 1 流動負債 93,472千円 2 固定負債 270,218千円 (退職給付引当金等) |
正味財産 2,017,259千円 |
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これまでの事業利益など 1 指定正味財産 5,000千円 2 一般正味財産 2,012,259千円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
正味財産 |
2,380,949千円 |
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363,690千円 |
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2,017,259千円 |
(メモ)
平成27年度末の資産は23億8,094万9千円で、負債は3億6,369万円となっています。資産が負債を上回っており、財政状態の健全性を示しています。
資産
資産は1億5,353万1千円の減となっています。
これは主に社屋の建替えに伴う支出と市への特定寄附の支出による減です。
負債
負債は4,601万3千円の減となっています。
これは主に流動負債における未払金の減と固定負債における退職給付引当金の減によるものです。
正味財産
正味財産は1億751万8千円の減となっています。
これは浄化槽清掃手数料等の経常収益の減により、赤字決算となり正味財産が減となりました。
清掃公社のバランスシートは、資産が負債を上回っており健全性は確保されていますが、業務量が年々減少していくことや、一般財団法人への移行に伴う公益目的支出計画に基づく市への特定寄附により正味財産が減少するため、これからも効率的な公社運営に努めてまいります。
清掃公社の基幹事業のうち、浄化槽清掃業務については、市街化区域の下水道整備が概ね完了したため、し尿から浄化槽の切替により業務量はほぼ横ばいになると見込まれます。しかし、もう一つの基幹事業であるし尿汲取り業務は減少し続け、清掃公社全体の収益は年々、減少傾向にあるため、不断の経費節減が必要と考えます。
収益面では、浄化槽の法定清掃回数の周知徹底を図り、清掃を受託することにより、未清掃浄化槽を含む清掃率の向上や未収金の回収対策など、経営の安定化に向けた取り組みを行います。
一方、費用面では、浄化槽清掃業務の一人乗務作業等による効率的な職員配置による経費の節減をはじめ、その他諸経費の削減に努めます。
また、給与改定については、給料表及び各種手当を市に準拠したものに改定しました。
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