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更新日:2024年3月18日
病院事業会計のうち、浜松医療センターにおいては、平成26年度決算で1億6,147万円の黒字になりました。浜松市リハビリテーション病院においては、4億5,972万円の赤字になりました。これは、新病院整備事業に伴う費用が増えたことによるものです。浜松市国民健康保険佐久間病院においては、1億2,487万円の赤字となりました。これは、過疎化等に伴う患者数減少の影響により、医業収益が減ったことによるものです。
3つの病院を合わせた病院事業全体の資産は334億4千万円、負債は232億6千万円、資本は101億8千万円となっており、詳しくは次のとおりです。
(1)浜松医療センター
平成27年3月31日現在
資産 21,947百万円 |
負債 15,187百万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 18,765百万円 (2)無形固定資産 4百万円 (3)投資 488百万円 2 流動資産 2,690百万円 |
1 固定負債 13,254百万円 2 流動負債 1,377百万円 3 繰延収益 556百万円 |
資本 6,760百万円 |
|
1 資本金 2,966百万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 1,098百万円 (2)利益剰余金 2,696百万円 |
資産合計 21,947百万円 |
|
負債・資本合計 21,947百万円 |
||
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
21,947百万円 |
|
15,187百万円 |
|
6,760百万円 |
(2)浜松市リハビリテーション病院
平成27年3月31日現在
資産 9,096百万円 |
負債 6,573百万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 7,970百万円 (2)無形固定資産 5百万円 (3)投資 276百万円 2 流動資産 845百万円 |
1 固定負債 5,724百万円 2 流動負債 706百万円 3 繰延収益 143百万円 |
資本 2,523百万円 |
|
1 資本金 57百万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 2,481百万円 (2)欠損金 15百万円 |
資産合計 9,096百万円 |
|
負債・資本合計 9,096百万円 |
||
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
9,096百万円 |
|
6,573百万円 |
|
2,523百万円 |
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
平成27年3月31日現在
資産 2,398百万円 |
負債 1,498百万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 1,743百万円 (2)無形固定資産 0百万円 (3)投資 61百万円 2 流動資産 594百万円 |
1 固定負債 582百万円 2 流動負債 305百万円 3 繰延収益 611百万円 |
資本 900百万円 |
|
1 資本金 617百万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 162百万円 (2)利益剰余金 121百万円 |
資産合計 2,398百万円 |
|
負債・資本合計 2,398百万円 |
||
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
2,398百万円 |
|
1,498百万円 |
|
900百万円 |
(1) 浜松医療センター
資産
資産は1億8,607万円の減となっています。
これは、有形固定資産が減少したことが主なものです。
負債
負債は149億1,054万円の増となっています。
これは、主に新会計制度に伴い、借入資本金が負債に計上されたためです。
資本
資本は150億9,661万円の減となっています。
これは、主に新会計制度に伴い、借入資本金が負債に計上されたためです。
(2) 浜松市リハビリテーション病院
資産
資産は25億1,311万円の減となっています。
これは、新病院整備事業費の支払いに伴い、現金預金が減少したことが主なものです。
負債
負債は37億4,545万円の増となっています。
これは、主に新会計制度に伴い、借入資本金が負債に計上されたためです。
資本
資本は62億5,856万円の減となっています。
これは、主に新会計制度に伴い、借入資本金が負債に計上されたためです。
(3) 浜松市国民健康保険佐久間病院
資産
資産は5億1,668万円の減となっています。
これは、新会計制度に伴う減価償却累計額の増加により資産価値が減少したことが主なものです。
負債
負債は12億3,359万円の増となっています。
これは、主に新会計制度に伴い、借入資本金が負債に計上されたためです。
資本
資本は17億5,027万円の減となっています。
これは、主に新会計制度に伴い、借入資本金が負債に計上されたためです。
バランスシートから病院事業の財務内容は健全といえるでしょうか
3つの病院を合わせた病院事業全体の利益剰余金は28億251万円となっており、財務内容は健全であるといえます。
一方、企業債借入金が多額の残高となっており、将来の財政負担となることが課題です。
少子・高齢化が急速に進展するなか、保健医療システム、診療報酬体系、医療保険制度といった医療制度改革が進められ、医療を取り巻く環境が大きく変化しています。
このような中、自治体病院としての使命を果たしていくとともに、効率的な経営を目指し、多様化・高度化する市民の医療ニーズに対応した安全・安心な医療を提供してまいります。
浜松医療センター、浜松市リハビリテーション病院及び浜松市国民健康保険佐久間病院について、詳しくお知りになりたい方は、
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