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更新日:2023年4月13日
公社の運営は、主に入園料収入等によって賄っています。 平成23年度について、 フラワー、フルーツパーク両園では平成22年度と比較すると震災の影響による夜桜開園の中止や団体旅行の自粛等で入園者数は減少し、人件費の抑制や経常経費の節減に努めたものの依然厳しい状況は続いており、平成23年度の経常増減額は約3,600万円の赤字となりました。
資産は土地や、フラワーパーク及びフルーツパークの建設や再整備などにより取得した固定資産が主なもの、負債はフルーツパークの建設資金に充てた銀行からの借入金で、バランスシートは次のようになっています。
平成24年 3月31日現在
資産 4,807百万円 |
負債 1,049百万円 |
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公社の財産 1 流動資産 190百万円 2 固定資産 (1)基本財産 55百万円 (2)特定資産 33百万円 (3)その他固定資産 4,529百万円 |
これからの負担 1 長期借入金 630百万円 2 退職給付引当金 285百万円 3 未払金等 134百万円 |
正味財産 3,758百万円 |
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これまでの事業利益など 1 指定正味財産 70百万円 2 一般正味財産 3,688百万円 |
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= |
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+ |
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4,807百万円 |
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1,049百万円 |
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3,758百万円 |
(メモ)
平成23年度末のフラワー・フルーツパーク公社の資産は48億700万円。これに対して負債は10億4,900万円となっており、資産が負債を上回っています。
また、正味財産は37億5,800万円で、今後も経営健全化を図り 、財務体質の強化に努めてまいります。
資産
資産は3億5,700万円の減となっています。これは、減価償却に伴う固定資産の減によるものです。
負債
負債は3億2,000万円の減となっています。これは、流動負債の増1,600万円、固定負債の減3億3,600万円によるものです。固定負債の減の内訳は、退職給付引当金の増200万円と、借入金元金償還による減3億3,800万円の合計額です。
正味財産
正味財産は、3,700万円の減となっています。これは、当期経常増減額の減3,600万円 と固定資産を一部除却したことによる当期経常外増減額の減100万円の合計額です。
運転資金(過年度分留保資金)や退職給付特定資産なども十分に有しているとはいえず、健全な状態といえません。今後においては、入園料、売店売上、レストラン売上などの収益の増と、一層の経費の節減を図るとともに、ハードソフト両面で魅力ある施設づくりを進めてまいります。
今まで育ててきたフラワー・フルーツパーク公社の財産である、花木や果物をより魅力的に提供するため、大型イベントの開催や情報発信の強化により集客に努めます。
市行政経営計画などに基づき、運営の基本方針を定め、事業を推進してまいります。それとともに、行革審からのフラワーパークと動物園の一体化の提言を真摯に受け止め、園のあり方について再検証するとともに、将来にわたる健全経営と市民サービスの向上が図られるよう市と協議してまいります。フルーツパークについては食と農の発信拠点としての役割を担う新たな施設運営方針が市より打ち出され、平成25年度から指定管理者制度が導入されることに伴い、引き続きスムーズな運営がなされるよう市及び関係機関との連携を密に図ってまいります。
近隣には類似施設が増加しており、入園者を増加させることが困難な状況ですが、フラワー・フルーツパークでは他園にはない魅力ある独自性の強いイベントの企画運営を通じ、園のオンリーワン化に努めてまいります。 これにより財務面において、中長期の経営健全化を図るため、キャッシュフロー計算書上の「事業活動によるキャッシュフロー」を経常的に黒字化できるよう努めます。
フラワーパーク
「「春の桜まつり&チューリップフェア」「花しょうぶ・アジサイまつり」「秋のフラワーフェスタ」などが主なイベントです。これらのイベントを通じて今まで以上に、多くの皆さんに楽しんでもらえるよう努めてまいります。また、全国的にも屈指の規模を誇る「桜並木」や「ローズガーデン」、季節ごとにテーマを設けた花の展示を主体におこなう大温室「クリスタルパレス」、洗練された「食」を提供するレストラン、音楽に合わせ噴水の姿かたちがかわる「噴水ショー」などが、人気を博しており、これらのPRにも引き続き努めてまいります。特に12月からのイルミネーション装飾は、大変好評を博しています。
フルーツパーク
人気の高い完熟果物の収穫体験をさらに充実させ、大型イベントとして、3月中旬から咲き始めるアーモンドをメインとした「アーモンド フェスタ」や「夏、秋の収穫祭」などを計画してまいります。無料大型遊具「くだものオーケストラ」も子供たちに好評で、増設した車椅子対応のイチゴ園の稼動と併せ、更に誘客効果を高めてまいります。
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