更新日：2023年4月13日

病院事業4

病院事業

資産や負債を表すバランスシートをわかりやすく解説してください

20年度と21年度とを比べるとどういうことがわかりますか

(1) 浜松医療センター

資産

資産は12億3,000万円の増となっています。
これは、建物及び医療機器等の耐用年数の経過により資産価値が減少する一方、地震対策工事により建物の資産価値が増加したことが主なものです。

負債

負債は2億2,000万円の減となっています。
これは、建設改良費の未払金の減少が主なものです。

資本

資本は14億5,100万円の増となっています。
これは、借入資本金が企業債の借入金償還に伴い減少する一方、地震対策工事に伴う新たな企業債の借入を行ったことにより増加したものです。
資本剰余金の増加は主に国からの補助金の増によるものです。

(2) 浜松市リハビリテーション病院

資産

資産は5,700万円の減となっています。
これは、建物及び医療機器等の耐用年数の経過により資産価値が減少したことが主なものです。

負債

負債は2,700万円の減となっています。
これは、未払金が減少したことが主なものです。

資本

資本は3,100万円の減となっています。
これは、企業債の借入金償還に伴い、借入資本金が減少したことが主なものです。
資本剰余金の増加は、一般会計からの負担金によるものです。

(3) 浜松市国民健康保険佐久間病院

資産

資産は2,000万円の増となっています。
これは、建物及び医療機器等の耐用年数の経過により資産価値が減少する一方、現金預金の増加が主なものです。

負債

負債は6,900万円の増となっています。
これは、未払金が増加したことが主なものです。

資本

資本は4,900万円の減となっています。
これは、企業債の借入金償還に伴い、借入資本金が減少したことが主なものです。
資本剰余金の増加は、一般会計からの負担金によるものです。

バランスシートから病院事業の財務内容は健全といえるでしょうか

借入資本金として企業債借入金が多額の残高となっており、将来の財政負担となることが課題です。

 

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