更新日：2023年4月13日

清掃公社6

財団法人浜松市清掃公社

 今後の公社の課題や健全財政への取り組みを、どのように考えていますか

し尿収集世帯の減少

清掃公社の基幹事業である、し尿や浄化槽汚泥の収集は、下水道が普及することに伴って、その業務量が減少していきます。

さらに、今後は郊外地域での収集が中心となってくることや、市街地内では、下水道への未接続世帯だけが残っているなど対象世帯が点在化しているため、収集効率が悪化しています。

こうした要因によって、清掃公社の経営基盤である収集料金収入が毎年減少していくため、今後経営を圧迫していくことが予想されます。

健全財政確保への取り組み

収益面では、浄化槽の法定清掃回数の周知徹底を図り、清掃を依頼することにより、未清掃浄化槽を含む清掃率の向上や増収対策、未収金の回収対策など、経営の安定化に向けた取り組みを行います。

一方、費用面では、浄化槽清掃業務の一人乗務作業による効率的な職員配置や退職者不補充による経費の節減をはじめ、その他諸経費の削減に努めます。

また、第2次経営健全化計画(平成19年度から平成28年度)を着実に実行し抜本的な経営の改善を図ります。具体的には、新規顧客獲得のための研究及び検討、職員給与等の見直しを行い、成果を確実に上げて事業の存続に努めます。

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