市民一人当たりの財政分析2

市民一人当たりの財政分析　～総務省方式改訂モデル～

2　市民一人当たりの行政コスト計算書

性質別行政コスト計算書

平成22年3月31日現在　浜松市人口（住民基本台帳人口＋外国人登録者数） 820,971 人

平成21年3月31日現在　浜松市人口（住民基本台帳人口＋外国人登録者数） 824,640 人

（単位：円）

項目	平成21年度	平成20年度	増減
人にかかるコスト（人件費や退職手当引当金繰入など）	57,629	58,058	429
物にかかるコスト（物件費、維持補修費や減価償却費）	97,362	94,813	2,549
移転支出的なコスト（社会保障給付や補助金など）	126,599	106,463	20,136
その他のコスト（公債費の支払利子など）	8,092	10,139	2,047
経常行政コスト合計	289,682	269,473	20,209
事業に対する受益者負担
使用料・手数料	6,507	6,958	451
分担金・負担金・寄付金	3,577	3,486	91
経常収益合計	10,084	10,444	360
(差引)純経常行政コスト	279,598	259,029	20,569

前年度と比較すると、コストが20,569円増加しているが、景気の減退による社会保障給付の増加や定額給付金・子育て応援特別手当の支給が主な原因である。人件費関連経費が前年に引き続き減少していることからも市民の満足度向上のための経費が増加しているといえる。今後も引き続き適正なコストによる行政サービスの充実に努めていく。