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更新日:2023年5月31日

(1)地域性への配慮(37件)

要望154

幼稚園が閉園すると、地域にある小中学校への入学者に影響するため、中学校区に拠点園1園と示していただいているとおり、中山間地域の小さな幼稚園が存続できるかたちとしてほしい。

要望155

地域の子供たちの存在は、地域の将来にとって重要であるため、中山間地域の幼稚園、小中学校が今後も存続していける形を考えてほしい。

要望156

活動の充実や効率性などを考えると、子供たちはある程度の人数の中で一緒に活動する方が良いことは理解しているが、中山間地域の幼稚園、小中学校については、園児・児童数が1人でも残してほしい。

要望157

少子化社会において、質の高い幼児教育を実現すると統廃合はイコールではない。中山間地域での学校・幼稚園の統廃合は、地域の活力の減少、若者の流出につながり、移住者の受入も難しくなるため反対である。

要望158

少子化・人口減少が進む中、幼稚園・保育園の見直しは必要かと思うが、拠点園に統合された場合、自宅から拠点園まで片道20kmの距離があり、通わせることができない。効率的な市政運営を進めようとする浜松市にとって、中山間地域に暮らす住民を一気に減らす施策となるが、これによって誰が恩恵を受けるのか。SDGsの文脈でこの課題を考えると中山間地域の幼児教育・保育環境の質の向上に向けた施策こそが正しい施策である。明るい未来に向けた施策を提案していただけることを切に願い、良識に期待する。NPО法人などにおいて、中山間地域と都市部との関係人口の増加に資する活動を行い、子育て世代の関心を呼び込もうとしている。この様な活動の芽を育み、活力を伸ばす政策に転換することを切にお願いする。

要望159

地域において人口流出を食い止め、まちおこしに取り組んでいる中、幼稚園等が車で40分もかかる所に統合するのは、あまりにも考えがひどい。教育とは何か。地域のあり方、園児の役割、地元との交流、文化を伝え、郷土愛を育むべきである。行政は、山間地域における現状、何をすべきか意見を聴き、反映させるべきである。市街地中心の考えではなく、市全体の教育・文化・伝統を如何に未来につなげて行くか考えてほしい。

要望160

浜松市は、中山間地域への移住を進めているが、幼稚園・保育園がなければ、若い世代は移住できない。方針は、市の施策と矛盾している。幼稚園・保育園は地域の宝である。

要望161

統廃合は、移住を推進している浜松市としては、中山間地域の活性化ではなく、過疎化に拍車を掛けようとしているではないか。

要望162

中山間地域の振興、移住促進、持続可能な地域、安心して暮らせる地域、これらの言葉をよく聞くが具体性はなく、むなしく聞こえる。その裏で幼稚園を統合・廃園、まったく矛盾している。

要望163

市では、移住政策として都市部から若い人を中山間地域へ誘致しているが、幼稚園、保育園数が少ないとなるとうまくいかないことも考えられるため、その点を考慮してほしい。

要望164

統合すると通園が困難になる地域は、現在の市立園をそのまま存続させる。

要望165

距離的に無理な統合はやめてほしい。

要望166

通園が困難な家庭がある場合は、統廃合を中止してもらいたい。

要望167

中山間地域は、同じ基準ではいけない。

要望168

中山間地域と都市部では、生活様式などが大きく異なるため、別々に検討を重ねることが重要である。

要望169

施設の老朽化や少子化により、適正化は必要だと思うが、地域により実情が異なるため、それぞれに応じる必要がある。

要望170

中山間地域では、1学年15人以上の園児の確保は現実的ではない。人数を示すとそこが大きなハードルと考えてしまう。区再編も行われる中、柔軟に基準を見直したり、新しい基準を作ったりするなど区の実情に合わせて対応してほしい。

要望171

地域性への配慮は必要である。

要望172

中山間地域の子育てにとって、園があることは大きな安心や希望になっている。進め方には、十分配慮と説明が必要である。

要望173

市立幼稚園は、利便性の低い地域に多くあり、保護者は、自宅や勤務地の近くに預けたいという思いが強いはずである。私立園がない場所など、市立幼稚園を必要とする地域は必ずあると思うため、このことにも配慮して検討してほしい。

要望174

中山間地域では、就学する校区のある園に通うといった入園目的がある。統廃合する場合は、利用者が納得する説明をするべきである。

要望175

幼稚園に限らず、小中学校が統廃合されると、子育て世代が地域から流出してしまうなど地域づくり全般の課題がある。そのような課題を含め、保護者の意見や地域、自治会の意見を丁寧に聞き進めてほしい。

要望176

中山間地域の重要性と、お金と教育のあり方を再構築してほしい。幼児教育と中高生、社会人の教育はそれぞれ違うはずであり、幼少期の生活や体験が、その子の考え方を作り上げていく。「人を育てるとは」について、今一度、根本的に考え直してほしい。

質問48

既に集団での学びを補完するため、他園や小学校との交流事業が行われている園は、統廃合は必要ないという判断もあり得る。統廃合ありきの表現になっていないか。

質問49

中山間地域の地域性を地理的な面からしか捉えていない。地理的要因以外は、配慮しないということか。

質問50

中山間地域にとって、子供の教育環境と移住促進政策は密接な関係がある。これを中山間地域の地域性として配慮しなかった理由は何か。

質問51

規模適正化に伴う統廃合という言葉は、ネガティブな印象を与える。地元の幼稚園が、常にネガティブな印象を持たれているとしたら、そこで暮らす人、そこに移住する人にどの様な影響を与えるか考えたことがあるのか。幼稚園・保育園の存続問題は、その地域の持続に関わる事でもあるという認識はないのか。

【市の考え方】案の修正

統廃合は、基本理念のとおり、地域の実情に合わせ行うものであり、地域の実情には、通園距離を含む地理的要因や過去の統廃合のほか、市の施策なども含まれるものと考えます。

一方、中山間地域については、3課題で記載のとおり、都市部と実情が大きく異なっており、特に地域の実情を考慮する必要があると認識しています。そのため、中山間地域においては、統廃合検討開始の目安(2年続けて5人未満)に該当した場合においても、在園児がおり、園存続の要望がある場合には、統廃合を前提とした検討としないことなどを示すため、以下のとおり記載内容を変更します。

《修正内容》

(修正前)

  • 中山間地域などの地理的要因や過去の統廃合などの状況を考慮するとともに、保護者や地域の理解と協力を得ながら、慎重に統廃合を検討します。

(修正後)

  • 保護者や地域住民の理解と協力を得ながら、統廃合が必要とされる場合には慎重に検討を進めます。
  • 中山間地域の市立園は、地理的要因や過去の統廃合などの状況を考慮するとともに、統廃合検討開始の目安(2年続けて「5人未満」となったとき)に該当した場合においても、在園児がおり、園存続の要望がある場合には、保護者や地元自治会などとともに園のあり方について検討します。

質問52

令和4年5月の厚生保健委員会において、当局から「一律の基準ではなく、地域の実情に応じた、地域性を考慮しながら進めていけるような方針の策定を考えていきたい」との発言がある。方針案では、一律の基準が示され、中山間地域については配慮事項に留まっている。方針変更となった理由は何か。

【市の考え方】その他

方針を変更しているわけではありません。統廃合検討開始の目安は、保護者や地域と協議を始める時期を示しているものであり、統廃合などについては、保護者や地域住民、私立園などと協議したうえで、個別に決定していくものと考えています。

質問53

令和5年2月の厚生保健委員会において、「幼稚園の統廃合は、市が進めている移住促進政策に影響が出るのではないか。移住を担当する課とも連携してほしい」との意見があった。方針作成のための検討会に移住に関わる担当課が加わっていないのはなぜか。

【市の考え方】その他

方針策定のための検討会は、子供たちにとってより望ましい幼児教育・保育を実現するための施策に直接関係していることを視点に委員を選定し、令和4年5月に立ち上げました。検討会の中では、中山間地域の現状を踏まえ、配慮を求める意見があり、方針案に「中山間地域などの地理的要因や過去の統廃合などの状況を考慮し、慎重に統廃合を検討する」旨を記載しました。

一方、中山間地域において、市立幼稚園の存続は、移住政策に影響を与える可能性がありますので、統廃合などを検討する場合には、担当課と連携を図りながら調整を進めます。

要望177

地域への配慮は支持する。中山間地域の子供たちが「集団」に慣れるように配慮をお願いする。

要望178

中山間地域では、熊幼稚園の様に幼小一貫教育の様な形とすれば「集団での学び」の充実を図ることができる。

要望179

現在、熊地域で行われている連合教育を充実させていけば、集団での学びは解決できる。

【市の考え方】その他

他園との交流事業は、イベント的な側面があり、また、小学校との交流事業は、異年齢交流となるため、同年齢との集団生活を前提とした「集団での学び」においては、補完的な位置づけになると考えます。一方で、通園距離など地理的な要因などにより統廃合が難しい園もありますので、その場合は、他園や小学校との交流事業により教育・保育活動を補完します。

質問54

「統廃合が難しい園」とあるが、具体的にどのような条件によって、統廃合が難しいと判断するのか。

【市の考え方】その他

通園距離などの地理的要因や過去の統廃合なども考慮したうえで、保護者や地元自治会などと協議し、判断することを想定しています。

提案27

中山間地域にある少人数の市立幼稚園の存在は、地域に住む人々の心のよりどころになっている事は否めない。少人数だからこそ、質の高い幼児教育・保育が実践されているともいえる。保護者にとっても、子育ての大きなよりどころであり安心感につながっている。中山間地域において、地域に根ざしている市立幼稚園は、園児数を如何に増やすかこそ、これからやるべき課題だと思う。保育時間が子育て家庭のニーズに合わないことが園児数減少の要因と考えられるため、保育標準時間を遅くしてみてはどうか。また、夏季保育なども期間を長くしてみてはどうか。統廃合や認定こども園化を進めるのではなく、市立幼稚園の良さを改めて見直していくことが市民サービスにつながると思う。

提案28

ニーズの多様化の中には、少人数教育・保育も含まれると考える。中山間地域では、自然の中で少人数教育を積極的に進めていく、という施策を打ち出すことはできないか。

要望180

天竜区は保育園がなく、保育ママ制度に委ねられているが機能していない。地域から人口流出は必然であり、保育が安心して受けられる体制を作ってもらいたい。

要望181

天竜区内には未就園児を預ける市立園がなく、苦労している。北遠5地域それぞれに認定こども園をつくっていただきたい。どこでも、お母さんたちが働くことができる環境を創出していただくよう、保育園環境を中山間地域であってもしっかり充実するようお願いする。

【市の考え方】今後の参考

中山間地域の幼児教育・保育の提供体制に関するご意見として参考とさせていただきます。

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浜松市役所こども家庭部幼保運営課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2117

ファクス番号:053-457-2039

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