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更新日:2023年11月8日

令和5年度第6回天竜区協議会議事要点

  • 日時:令和5年9月28日(木曜日)午後2時00分~3時44分
  • 会場:天竜区役所21・22会議室
  • 次第

1.開会

2.会長あいさつ

3.区長あいさつ

4.議事

(1)諮問事項

令和6年度天竜区役所費予算要求の概要について

(2)協議事項

浜松市動物の愛護及び管理に関する条例(案)のパブリック・コメントの実施について

(3)報告事項

ア新清掃工場施設整備運営事業の進捗について

イ天竜環境事業所の移転について

(4)地域課題

(5)その他

5.その他

6.閉会

 

1.開会

本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第13条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。圡田哲也委員、牧内真美委員、三須富美委員、南屋裕康委員、柳澤光子委員の会議欠席を事務局から報告。

2.会長あいさつ

(会議録署名人の指名)

会議録署名人に小泉孝保委員と鈴木勝夫委員を指名。

3.区長あいさつ

4.議事

 

(1)諮問事項

令和6年度天竜区役所費予算要求の概要について

≪区振興課が資料に基づき説明≫

(海老原政彦委員)

地域力向上事業と区役所デジタル運営経費の詳細を聞きたい。

(区振興課長)

地域力向上事業については、水窪で実施するローカルコープ構想事業を計画しているが、現在精査しているところであり、今回の資料としては、昨年度と同額としている。区役所デジタル運営経費については、水窪で行っていた配信等の事業が今年度で完了するが、協働センター等でタブレットを購入する必要があり予算計上することとなった。

(海老原政彦委員)

当初予定されていたローカルコープ構想事業は実施しない可能性があるか。

(区振興課長)

実施する可能性が高い。

(竪山正之委員)

支所等管理運営事業について、支所やふれあいセンターごとの内訳を見ることは可能か。

(区振興課長)

現在は予算要求段階であるため内訳の作成はしていない。

(進藤博行会長)

本案件は、諮問事項であるため次回答申する。

(2)協議事項

浜松市動物の愛護及び管理に関する条例(案)のパブリック・コメントの実施について

≪動物愛護教育センターが資料に基づき説明≫

(髙氏秀佳委員)

第15条の件である。規則の定める飼育数が10頭か。

(動物愛護教育センター副所長)

そのとおりである。

(髙氏秀佳委員)

猫の数え方についてどのように考えるか。外に広がり、繁殖してしまった猫はどうするか。また、頭数が増えて市長に届け出た場合、どのような対応をするか。

(動物愛護教育センター副所長)

生後90日を超えた猫を1頭と数える。飼い猫が対象となっており、本条例でも猫は室内飼いに努めるとしている。外に広がってしまった猫についても把握してほしい。10頭を超え届出があった場合は、多頭飼育崩壊につながらないよう動物愛護教育センターで適正に飼養できているかを調査する。

(髙氏秀佳委員)

その場合、猫を引き取るか。

(動物愛護教育センター副所長)

適正に飼われているかを確認するためであり、引き取りはしない。

(髙氏秀佳委員)

地域の猫は減ることになるか。

(動物愛護教育センター副所長)

10頭以上飼育しているという届出であり、それに基づき引き取りを行うことはない。

(髙氏秀佳委員)

引き取りまでしてもらいたいと地域では話をしていた。

(動物愛護教育センター副所長)

多頭飼育崩壊につながらないよう、市が把握することが目的である。

(髙氏秀佳委員)

次の段階は難しいようである。

(鈴木勝夫委員)

令和4年度の殺処分は何頭か。

(動物愛護教育センター副所長)

昨年度の殺処分は、犬が1頭、猫は11頭である。内訳としては、犬は全身に腫瘍が広がっているため、安楽死としたものである。猫については、病弱で育たない、病気で瀕死の状態である、けがをしている、という場合に安楽死としている。基本的には理由のない殺処分は実施しておらず、譲渡し生存の機会を与えている。猫は、約230頭の引き取りを行ったが、そのほとんどを譲渡している。

 

(3)報告事項

ア新清掃工場施設整備運営事業の進捗について

≪廃棄物処理課が資料に基づき説明≫

(鈴木勝夫委員)

完成した際は市民を対象にした工場見学の予定があるか。

(廃棄物処理課)

見学ルートを設定しており、申込により受け付けていく予定である。

(鈴木勝夫委員)

広く市民に見てもらうようPRしてほしい。

(三室正夫委員)

是非、区協議会でも見学したい。

資料9ページに記載された台数は1日に走行する収集車のものか。

(廃棄物処理課)

試運転時の収集車の平均台数である。往復で1台とカウントしている。

(進藤博行会長)

事業が開始された場合はどうか。

(廃棄物処理課)

令和6年4月1日以降は、鹿島橋から天竜長石線経由が1日平均40台強、熊小松天竜川停車場線経由が約150~160台と予定している。

(海老原政彦委員)

新清掃工場から発生するスラグは、全て、記載の付加価値事業に利用するか。

(廃棄物処理課)

付加価値事業での使用がすべてではない。事業者が有効利用先と契約をし、アスファルトの材料や肥料とするなど有効利用を図っていく。

(進藤博行会長)

雇用はどうなるか。現在募集しているか。

(廃棄物処理課)

雇用は全体で約80名を予定している。そのうち15名は障害者雇用であり、グループ構成企業である天竜厚生会にて雇用し、手選別の作業を担う。10年目には工場全体で地元雇用100%を目指している。

既にハローワーク等で募集を開始している。

(進藤博行会長)

広い面積になっているが、盛り土と切土についてはどうか。かなり盛り土の面積が多くなっているが、前に作ったものか。

(廃棄物処理課)

基本的には場内での切り盛りにより土量を計算した。一部使用できない土は場外へ搬出した。

(村井教子副会長)

排水についてどのように処理されるか。人体や自然への安全性についても工場見学などで話をしてほしい。

(廃棄物処理課)

雨水を除き場外への排水は一切ない。使用した水はすべて再利用又は燃焼室と呼ばれる高温設備に噴霧し全て蒸発させる。雨水だけは調整池にためて河川に放流する。排ガスについても有害物質の除去を行い、煙突から無害となったものを放出する。排ガスの測定を随時行い環境への影響がないよう配慮する。

(進藤博行会長)

浜松市にとっても必要不可欠な施設である。区協議会としても見学をしたいので事務局と調整をして実現したい。

 

イ天竜環境事業所の移転について

≪天竜環境事業所が資料に基づき説明≫

(竪山正之委員)

浜松クリーンシステムと天竜環境事業所の立ち位置の違いはどうなっているか。

(天竜環境事業所長)

新清掃工場の焼却所、破砕処理センター、一般廃棄物の受け入れ等を受託者として浜松クリーンシステムが行う。市が委託することになる。

(竪山正之委員)

市の事務所が新しい場所に移り、現在の(天竜区)小川の施設は閉鎖されるか。

(天竜環境事業所長)

小川の施設については、現在も休止しており閉鎖する。

(鈴木勝夫委員)

閉鎖された小川の施設はどうなるか。

(天竜環境事業所長)

市全体的で解体等検討していく。

(鈴木勝夫委員)

何かビジョンはあるか。

(天竜環境事業所長)

現在のところ決まっていない。

解体となれば、地域にお知らせをしていく。

(髙氏秀佳委員)

資料に参考として自己搬入とあるが、これは清掃工場運営事業者のみが搬入できるということか。

(天竜環境事業所長)

運営事業者が自己搬入の受け入れを行うという意味で、家庭系のごみであれば個人の搬入ができる。

(竪山正之委員)

運営事業者は浜松クリーンシステムか。

(天竜環境事業所長)

浜松クリーンシステムの管理の中で行う。

(松本常志委員)

自己搬入について春野協働センター駐車場にて家庭ごみの拠点回収をするとあるが、回覧等での周知となるか。

(天竜環境事業所長)

天竜区自治会連合会に諮り回覧をお願いしたいと考えている。

(進藤博行会長)

ごみについては、分かりにくいところがある。もう少し勉強しなければいけないと感じている。

(天竜環境事業所長)

出前講座を案内することもできるので、希望があればお願いしたい。

 

(4)地域課題

ア浜松市北部のバスについて

(鈴木ひかり委員)

令和元年10月1日から水窪町と西鹿島駅の間は自主運行バスとなっているが、現在の利用状況はどうか。

また、春野と山東の間の運行については、どのような話し合いがされているか。

ふれあいバスの利用者からは、2時間前までとなっている予約や運賃がネックとなり利用を躊躇すると聞く。

私の地域では小学校までの距離が2km以上あり雨の日のみ公共交通機関で通学することが認められているが、最近、登校時間に間に合うバスがなくなってしまった。そのため、保護者が交代で送迎している状況である。高校生や通院に利用したい高齢者にとっても時間選びができず、不便だと聞いている。時間帯の見直しや自主運行バスへ切り替えの検討、また静岡市や藤枝市のような自治会タクシーや春野のNPOタクシーのような利用法はないか。

(まちづくり推進課長)

水窪町と西鹿島駅の間は、北遠本線として1日4往復、計8便運行している。運行開始当初は1日当たり約40名、1便当たり5名の利用があったが、近年では1日当たり25~27名、1便当たり3~3.5人が利用している。コロナの流行や道路の通行止め等に伴う運休、迂回運転による影響や沿線住民の人口減少が原因と考えられる。コロナ禍では1便当たり2人程度となっており若干回復している。

春野と山東のバスについては、遠州鉄道株式会社の秋葉線である。運行ダイヤや運行方法については企業が沿線の利用状況を勘案し運輸局に届出をして決定している。市としては直接交渉していない。今後、企業がこの路線から撤退する、廃線をするとなった場合には、市が必要かどうかを判断し必要となれば自主運行バス等の方向として代替バスを運行する。

ふれあいバスの予約については、一部路線では1時間前までの予約に条件が緩和されたものがある。しかし、配車の関係から2時間前としているところもまだある。バス運賃については浜松市地域公共交通網形成計画によってふれあいバスの運賃は200円を下限として、上限は民間路線バスの定める1km当たりの運賃に準拠するとされているため、運行距離に応じて現在700円までとしている。民間の上限額は750円となっている。

春野と山東の間のバスについては、遠州鉄道株式会社がダイヤの変更を行う。公共交通により住民に対する十分な輸送サービスが確保できない地域、交通空白地については、移動手段を地域自らが運行主体として確保する場合には、浜松市が支援する。現在、春野地域の春野のえがおや佐久間地域のNPOタクシーがある。市内では西区庄内地区で一部先行して実証を行っている件で、自治会タクシーではないが地区社会福祉協議会が受け皿となり共助型交通として、住民の車両を使用して運行することの導入が検討され、行われ始めたところである。市として注視していく。山東と西鹿島駅の間については、西鹿島駅から山東へは1日24本、春野車庫までは7本のそれぞれ往復運行がある。また、天竜浜名湖鉄道やタクシーの車庫もあるため、他の地域に比べて交通手段が確保されているため、交通空白地にあたらない。そのため、有償運送の導入は難しい。

 

イ消防団の現状について

(鈴木勝夫委員)

水窪方面隊においては、令和5年現在隊員数100人とあるが、そのうちの85人は機能別団員であり、実質15人である。消防団は地域の要だと考えている。消防団員減少を食い止めるためには、火事があった場合にはOBが詰所のシャッターを開けたり、ホースの延長を助けたりといった後方支援をできる範囲で手伝う。消防団員の少ない水窪や佐久間についてはOBや地域の人にも消防団活動に協力を依頼するような雰囲気作りをしてほしい。

(天竜消防署長)

消防団の現状については、特に水窪方面隊においては本団員数に加え、機能別消防団員という位置づけで災害警戒活動に特化した団員が活動している。しかしながら消防団員は減少しているのが現状である。これは天竜区のみならず本市全体の課題である。これを受けて昨年度から、消防団員の処遇改善として災害時出動に伴う報酬額の増額を行った。また、加入促進策として主に若手また女性をターゲットとして消防団のイメージアップ動画を作成しYouTubeに投稿した。さらにInstagramやweb広告への配信をしていく予定である。また、大学祭や学校祭と協力しイベントを行う計画である。天竜消防署としてはフェスタ天竜や産業観光まつりなどの場を活用し消防団員の募集などの広報活動を行っている。消防団としても地域のイベントで消防団の加入促進活動を行う。今回パンフレットを配付した。Instagramで消防団の活動について紹介している件についても記載されており、広報をしながら募集をしていきたい。委員には複数配付しているため地域での声掛けに協力して欲しい。機能別消防団員として消防団へ残り活動しやすい環境としたい。

(鈴木勝夫委員)

磐田市でも消防団員が減少していると聞いている。浜松市だけでなく全国的な問題である。地域は自分たちで守るという意識を持つように、地域でもできる範囲で協力したい。

 

(5)その他

ア「天竜区の医療について」・「天竜区の防災について」のアンケートについて

(進藤博行会長)

前回提出されたアンケートについてまとめたものを配布する。今後の天竜区協議会の中で話し合う予定である。

 

イ天竜区自治会連合会との意見交換会について

(進藤博行会長)

天竜区自治会連合会から区協議会の委員と意見交換をしたいとの申し入れがあった。天竜区を一つにまとめるために話し合いを行う必要があると感じていた。次回の区協議会終了後に行う予定である。自治会連合会の役員は各地区1人で計5人である。区協議会としても各地区から1人の計5人としたい。意見交換会は今後も続けていきたいが、出席者は変更してもいいと考えている。

春野:進藤博行会長天竜:村井教子副会長佐久間:髙氏秀佳委員水窪:鈴木勝夫委員龍山:伊賀康司委員

 

ウ地区コミュニティ協議会について

(進藤博行会長)

次回の会議で市民協働・地域政策課から地区コミュニティ協議会についての話がある予定である。区再編により、例えば中央区は協議会が大きなものになる。そういったところでは、代表会や地域分科会といった単位の会議が設けられる。そしてさらに細分化した単位において地区コミュニティ協議会を設置する。天竜区においては5地区の単位である。住民の声を広く集めるために地区コミュニティ協議会を設置したらどうかという市からの提案である。区協議会会長会議で説明があった。中区や東区にとっては大事であるが、現時点で考えると天竜区においては同じメンバーの会議になりかねない。各委員の負担も大きくなってしまう。現在の委員も各地域から選出されており、今の協議会をより重要なものに、より有意義なものに、存在感のあるものにすることが大切である。現在、コミュニティ会議がある地域についてはそのまま続けることも良いが、それぞれを揃える必要はない。

 

エ地域の子どもの作文披露

(梅澤美百合委員)

水窪在住の子どもによる天竜区の災害復旧に関する作文を披露。

 

5.その他

天竜土木整備事務所からの報告

≪災害復旧状況について資料に基づき報告≫

 

次回開催予定

日時:令和5年10月12日(木曜日)午後2時00分
会場:天竜区役所21・22会議室

6.閉会

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浜松市役所天竜区区振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0011

ファクス番号:053-922-0049

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