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更新日:2024年5月8日
内山真龍(うちやままたつ)は遠江国豊田郡大谷村(浜松市天竜区大谷)に生まれました。
真龍は、病身の父親に代わり、21歳から大谷村の名主を勤めました。学問が好きだった真龍は、忙しい仕事のかたわら賀茂真淵(かものまぶち)に入門するとともに浜松の渡辺蒙庵(わたなべもうあん)、本居宣長(もとおりのりなが)の弟子の田中道麿(たなかみちまろ)にも学びました。
真龍は、本を読んで研究するだけでなく、実際に現地調査を行い、多くの本を書いています。真龍の82歳の生涯は、名主として大谷村の発展に尽くすとともに国学の研究、弟子の育成につとめました。
こうした真龍の業績を紹介するため、平成8年11月、真龍が生まれた大谷の地に内山真龍資料館を開館しました。
資料館では、真龍に関する書物、絵画、真龍の師弟に関するものなどを展示・公開しています。
江戸時代、遠江国豊田郡大谷村(浜松市天竜区大谷)に生まれた内山真龍(うちやま またつ/1740~1821)は、賀茂真淵に入門し、国学の研究につとめた人物ですが、国学者としては異色ながら、仏典研究にも力を注ぎました。
天竜区大谷の内山真龍生家跡に建つ内山真龍資料館では、3月13日(水曜日)から6月2日(日曜日)まで「真龍と信仰」と題し、内山真龍の神仏と信仰に対する眼差しをその著作や絵画等により明らかにするとともに、横山八幡神社の田楽面をはじめとする天竜地域の神社・寺院や信仰に関する資料を紹介する常設展を開催いたします。
期間:令和6年3月13日(水曜日)~令和6年6月2日(日曜日)
※休館日/月曜日、火曜日、祝日(3月20日、5月3日~5月5日)
観覧料:無料
内山真龍が描いた絵図と文人画を紹介して、画人としての真龍の足跡を辿ります。
内山真龍(うちやままたつ1740-1821)は遠江国豊田郡大谷村(浜松市天竜区大谷)の名主の傍ら渡辺蒙庵や賀茂真淵に師事し、遠州国学者として学問に励みましたが、絵を描くことにおいても秀でていました。
時の勘定奉行の柳生久通の当地方巡見に際しては、長大な天竜川を長一丈二尺、幅三尺(長さ約3m60cm×幅90cm)に収めた「天竜川絵図」を描き、上呈しました。
『遠江国風土記伝』に掲載の絵図は真龍が自ら現地を調査した記録であり、当時の状況を知る上で貴重な史料となっています。
また、真龍が文化人としての教養を示すために、あるいは日常の手慰みとして余技的に描く絵画は文人画(南画)でした。その画題は人物画や花鳥風月画など多岐にわたります。
期間:令和6年6月21日(金曜日)~9月15日(日曜日)
休館日/月曜日、火曜日、祝日(8月11日(日曜日))
観覧料::無料
午前9時~午後5時
月・火曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
常設展は無料、特別展は有料。
ただし、20人以上の団体の場合、1人につき所定観覧料の8割の額。
お問い合わせ
問合わせ先:天竜区まちづくり推進課
〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481番地
Tel:053-922-0086
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