更新日：2022年3月9日

8 医療の確保(2)

(2)その対策

1.医療機関
　高齢化の進む本地域は、健康で安心して暮らせる地域社会の実現と、将来の医療不安に対処するため、浜松市国民健康保険佐久間病院をはじめとする公設医療機関の医療機器等の整備を進めるとともに、これら施設のマンパワー不足が指摘されているため、保健、医療、福祉の三分野の連携とこれらを包括したシステムづくりを目標に、市の定員適正化計画とも合わせ、人材の適正配置等を考慮しながら対処していくものとする。
　また、佐久間病院通院区域外の地域については、地域内の医療施設との連携やオンライン診療の導入の可能性を探るなど、特定診療科目や専門的医療についての住民の医療ニーズに対応していく。
さらに、通院手段の確保については、区域内を運行するバス等の効率的な運行を行う。
2.健康増進
　「自分の健康は自分で守る」ことと、「病気の早期発見、早期治療」を基本として、健康づくりへの意識の啓発普及を図り、各種健康診査の受診率向上や各種健康相談の充実など、健康増進活動を推進していく。健康増進活動の推進にあたっては、医療機関との相互協力だけにとどまらず、高齢者や児童を中心とする福祉との連携、保健福祉センター等を活用した地域保健活動の推進、また、生きがいづくりとしての生涯学習や生涯スポーツとの連携、心のふれあえるコミュニティ活動との協力を含め、健康で心ふれあう安心社会創出に向けたきめ細かな施策を展開していく。

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